魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

遥かなる小学校 その3

2008年03月23日 | ちょっと怪しい
こんな錆に覆われた手すりの階段を横目に、
屋上を目指します。



そして・・・!



出ました!
青空の下遠くを見渡せます。
もう少し右側、手すりの方へ出た風景です。





左方向に4棟の美崎アパートが見えます。
かつては眼下の広場には鉱員の住宅地がありました。
子供達はこんな風景の中で、授業を受けていたのですね。


個人的に一番印象的だった風景はこれです。



屋上への出口のところにあった外へ向かって伸びる木です。
コンクリートの隙間から外へ向かって、そして青空へ向かって、
伸びようとする木。

もちろん誰も手入れもしませんし、誰も見てもいません。

しかしそれでも、この木は遥かなる外へ向かって進もうとしています。

この学校を卒業した子供達も、きっとどこかで懸命に空へ向かって
いることでしょう。


今回にて遥かなる小学校シリーズは終了します。
明日からはまたマジメな?ワインのおはなしに
戻りましょうか。いや、それともまた怪しい探検の旅へ行きましょうか~!


コメント (3)
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