魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

出張にてご褒美をいただくの~巻

2010年07月26日 | ワイン ~2020年
昼間っからとあるお宅に。


何でもすごいことがあるから集合せよ!との密命を受けておりました。




まずはこれ(上の写真)から。


フルーツにシャンパーニュ。

ヴーヴクリコでスタートです。

なんか私には似合わないくらいお洒落?

そして





前菜。ささやかだけどひとつひとつが見事な味付け。

ワインは1987 クーレ・ド・セラン(N・ジョリー)

堅い!香りもなかなか開いてはくれなかった。しかしコアが
しっかりとしたドライな味。華はないけど料理とは美味しくいた
だけました。


さて、赤ですぞ。待ってました~。





2003 ニュイ・サン・ジョルジュ フォレ・サン・ジョルジュ(ラルロ)

やや軽めの中の柔らかさと深さ。03年の黒系果実やココアの風味。
十分にいけています。


料理はサーモンパイ包み。これが実に美味しい!
オニオンや白ワインのソース。






いいんですか? だんだん不安になって来ます。

美味しいのはいいのですが、後が怖くなりませんか?







こーんなのが出てまいりました。

1983 Ch.コルトン・グランセー(ルイ・ラトゥール)

枯葉やスーボワ。もう完全に熟していますがしっかりとしたタンニン、
酸もあり、ちゃんと美味しく飲めますよ。L・ラトゥールの赤は賛否、
不安もありますが、この赤はとても良かったです。





美味しいお肉も頂きました。手の込んだ料理に感激。

なんかすごいです。やっぱりすごいです。

生きていればたまにはとっても良いこともありますぞ!



ここで私の持ってきたボトル。





1996 ランカスター リザーヴ(USA)

若い時の味は知っています。10年ほど寝かせてみました最後の1本。
ちゃんとボルドーしています。熟成して柔らかなボルドーになっています。
元気さは十分でバランスも取れています。


メインのワインです。





1976 ラ・フルール・ペトリュス

やはり長生きはするものです。キノコ、土、トリュフ、鉄分。
柔らかく優しく深い。


その後・・・・・!




私のために残しておいていただいたゴヌー、しかも先代の造りし
1949年のマール。貴重です。カラメルやシェリー、熟して軽やかさ
の中に深さとエレガンス。



もうひとつ。





アルマニャックのブランデー。1974 ガストン・ルグラン。

こちらも素晴らしい。まろやかさ、厚み、フルーツのような甘さが
出ています。


しかし、もうヘロヘロ状態になってきました。


もうここで酔いつぶされて・・・・・食べられてしまうのでは
なかろうかと~!

                      つづく
コメント
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