魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ムルソー&ヴォルネーの会

2010年07月19日 | ワイン ~2020年
なんか久しぶりで、あまり感想を書かなかった会です。


「ムルソー&ヴォルネーで出来るだけムルソー」の会です。


ある参加者から、「そんなマニアックなタイトル付けたら
人が集まらん!」と言われました。
長崎ならさもありなんでしょうか。

なんでも「美味しいブルゴーニュを飲む会」くらいにした方
が良いらしい?です。


次回からはそれでいきませう。



さて、飲んだのはこれ。





1 2005 ムルソー リモザン(ニコラ・ポテル)

ちょっと濃いめの色。柑橘、パイン、パッションフルーツなど。
蜜は控えめだけど、それでもやや開いた造りか。



2 2000 ムルソー(アルノー・アント)

濃い色。マロンや焼き菓子。熟した甘露な果実と広がり。


ブラインドで1本ありましたが、それはのちほど。



これより赤。


3 2005 ムルソー ルージュ(コシュ・ビズアール)

さすが05年。軽めだけど十分に旨味が乗り獣臭も。



4 2002 ヴォルネー サントノー(ミクルスキ)

優しく酸と旨味の良いバランス。
ちなみにヴォルネー サントノーは表示はヴォルネー村ですが
ムルソー村にあるため、ムルソーの赤とも言えます。


そして、






5 2002 ヴォルネー サントノー(モレ・ブラン)

最近個人的にかなり評価を上げている造り手。(遅れて
いますか?)クリアで輪郭がしっかりとしていて、健全
な酸と果実味、それに旨味が乗って美味しいですね~。



6 シードル

個人的に大好きなシードルを休憩に挟むという荒業を使い
ました。自然派の熟したリンゴと柔らかな泡が心地良く、
またやる気を促します。


7 1998 ヴォルネー(ルモワスネ)

なぜかこれを選んでいました。これ美味しんだもん。
熟していて、柔らかで、優しくて、ヴォルネーっぽいでしょ。
健全で元気です。




そして、白のブラインドですが、正解は下の写真です。






8 1997 ピュリニー・モンラッシェ(ポティネ・アンポー)

フランスのブルゴーニュシャルドネ、までは何とかたどり着き
ましたが、やはり当てるのは難しいです。(直感を信じていれば
もしや?って感じはかすかにありはしましたが・・・後の祭り)

しっかりとして鋭い酸はあるものの、その元気さで近年ものと
予測しましたがヴィンテージ予測は見事にハズレ。先に97年の
回答が示され、それでは古酒の上手な造り手だろうと、みんな
で予測。

しかし、さすがにポティネ・アンポーまではたどり着けず。



でも楽しかったので、大外ししても、やはり1本くらいはブラインド
良いですね。


飲み足りない方は(私でしたかっ?)写真の
2008 リアル・コンパニーア CS(スペイン)を飲みながら終了。


次回は・・・・・秋?冬?

コメント
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