魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

決定的な違い

2010年07月10日 | ワイン ~2020年
いよいよ決勝が近づいてまいりましたよ。

もちろんW杯です。


スペインとオランダ。

どちらにも頑張って勝って欲しい気持ちはありますが、この2国には
ひとつだけ決定的な違いがあります。


何だと思われますか?



そう、このブログをお読みの賢明なワインマニアの皆様なら
一発で推測できるでしょう。


オランダってせいぜいビールじゃん。

スペインは当然・・・ワインじゃん!!!!!!!!!!


というわけでワインが美味しい国に応援することこそ、ワインマニア
の正しいあり方でしょう。優勝して気分良くワイナリーの人達が
ワイン造りに励めば、当然さらに商品は美味しくなるでしょう。


オランダが勝ってもワイナリーはほとんどないので、ワイン界
には貢献できません。(でもプレースタイルは好きだけど・・・)


そんなわけで、結論は出ました。


ちなみにすごい正解率!のタコ占いのパウロ君もスペイン乗り
だそうです。



さて、本日はそのスペイン。
実はしばらくスペインが続くかもです。集中して飲んでいますから。




2006 パゴ・デル・ヴィカリオ 50-50
  (スペイン、テンプラ、CSが50-50%、赤、3千円程度)

色も濃く、香りもムンムンとします。
凝縮したプラム、ブラックチェリー、スパイシーで刺々しさすら
ある香りです。

味わいもぎゅっとしたタンニンや濃縮さ(カベルネから来るのだろう)
は南の土地のようなニュアンスで、ほぐれるのには数年の熟成が
必要でしょう。

現時点ではちょっときついでしょう。根気よく寝かせられるような
セラーにかなりのゆとりがある方は持っていても良いかもしれません。

でもそんな方は、わざわざこのワインは買わないでしょう。
(きっと良いボルやブルを蓄えるであろうから)中途半端な凝縮感
でしょうかねえ。


それでも私は美味しく飲んでいます。


だって私、スペインワインかなり好きですから。
ってたいていどの国ワインも好きです。(甘いものを除く)


ちなみに、ワインW杯ならフランスとアメリカで決勝だろうか?
(イタリアファンの方ゴメンナサイ。悪気はありません

コメント
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