魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ロカス

2010年08月12日 | ワイン ~2019年
長崎市に「炉粕町」(ろかすまち)というとても小さな町がある
のですが、ぜひとも炉粕町の方に飲んでいただきたいワインがあります。

っていっても、その町に住んでいらっしゃるうちのお客様って・・・?
多分いないなぁ。orz(うちから4、5km離れていますので)


で、そのワインというのは、



2006 ラスロカス ガルナッチャ
  (スペイン、ガルナッチャ種、赤、千円台後半)


ひと嗅ぎの香りから厚みのあるフルーツが察することが出来ます。
プラム、ブラックチェリー、厚手の赤い花びらや蜜、エステル、
ハーブなど。


味わいは濃厚で、その割に派手さは控えめのフルーツ。しかしそれは
媚びなくて、スパイシーでだれることのないシリアスさというか
厳格さというか・・・頑固親父のような一面も見せます。


それがほぐれてくるのが翌日(2日目)で、花のような広がりと
明るさ、シリアスさも保ちながらの陽気さが嬉しく、心地良く
させてくれます。


このワインはあえて2日目こそ楽しむべき素晴らしさを秘めています。
お奨めいたします。


どうも最近スペインがマイブームなのか?!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする