魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

200歳

2010年08月28日 | ワイン ~2020年
とうとう出ました!


そのうち出るであろうと予測はしておりましたが・・・・・

よりによって私の住む長崎県で。


長崎で「200歳」…国定忠治・ショパン誕生(クリック)



200歳ですよ。

ショパンかぁ、すごいですよね。



ワインだったらどうでしょうか?


200年経ったワイン、もちろん飲んだことなんてありません。


いつだったか、フランス革命あたりから地中に埋もれていた
Ch.イケムが発見され(コンコルド広場でしょうか)、コルクも
溶けてしまってキャップシールだけで塞がっていた状態だった
ものを飲んでみた。

しかし、その味わいたるや・・・・・!!!


みたいな話をどこかで聞いた記憶があります。(パソコン通信の
ニフティイサーブFSAKEだったかなあ?)
詳しい方はぜひコメントください。


とにかくワインで200年も保てるものがあるとしたら、まず
ソーテルヌなどの貴腐ワインを想像します。マグナムボトルだと
より可能性が高いでしょうね。


でも実際、自分は死に絶え、どうなっているかもわからない子孫を
楽しませるために、あえてワインを残そうとするでしょうか?


悠久と流れる時間の前では、人間もワインもささやかなものかも
しれません。

その刹那な時間に生きて、刹那な状態のワインを楽しんでいるの
ですよねえ。


200歳の人がいたって、所詮どうということでもないのかも
しれません。どれだけ長く生きたかではなく、いかに生きている
時間を充実できて、楽しめるかが大切なのですから、美味しい
ワインを飲んで謳歌しましょうね。
結局はそこへたどり着いてしまう飲兵衛さんの論理ですねえ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする