魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

超マイナークルージング(長いです)

2010年09月02日 | ちょっと怪しい
初めてこれに乗りました。


「みちしお」号です。



目的は・・・・・

超マイナーだけど大好きな島、「樺島」を外から回って見るため。

この「樺島一周クルージング」の存在自体がかなりマイナーで
ホントに知る人ぞ知るイベントなのです。



では、しゅっぱーつ!






脇岬の活魚センターの漁港より船は出ます。


湾内は穏やかですが、一歩外へ出るとかなりの波風が。





そうそう、これが樺島です。野母崎半島の最南端あたりに
位置します。

通常は橋が架かっているので、陸路で入ることが出来ますが、
海から眺めるのはまた格別!








こんな崖があるんですよ。

穴がいくつもあるでしょう。カヤックあたりなら入ることが
出来るかもしれません。(ベタ凪の時にしてください)



一番奥(写真左側)の穴が一番大きくて近付くことが出来ます。


ここは「白戸の穴」と呼ばれています。







さらに近付いてみましょう。


船が半分近くまで入ることが出来ます。本日は波があったので
入口あたりまで。

船の舳先から覗くとこんな感じ。






イタリアの「青の洞窟」っぽい感じでしょ。

その昔、海賊が住んでいたという話もあるんです。

コウモリもいそうですね。



さて、船は進みます。


もうちょっと行きますと、こんな光景。







ここは「桃瀬」(桃の形に見える)と呼ばれる巨大な奇岩です。
栗にも見えますね。



波も荒れてきました。





浅瀬がいっぱいあって、瀬と瀬の間を縫うように走ります。

この瀬は釣の1級ポイントなのだそうです。

海の透明度もかなりあって、見下ろせば透き通っています。






島のてっぺんにある灯台も下からみるとかなり高いことが
分かります。いつもは灯台から下を見下ろしていますが、逆
なんですよねえ。





ここは地下ダムのあるところ。

向こうからは時々訪れ、見る光景ですが、もちろん逆転。



そして今回一番気になったポイントがここ。





朽ちたクレーンが海岸に置き去りにされています。

廃墟マニアとしては、ああ、行ってみたい!

しかし、ここへの陸路はないそうです。

ちょっとかき分けて、かき分けて・・・進める場所がないのだろうか?

探してみることにします。

このクレーンじっくりと写真を撮りたいです。






そして最後はここ。





いつも通る樺島大橋ですが、もちろん本日は下をくぐって
漁港へと帰還です。


ちょっと揺れましたが、とても楽しいひと時でした。
約30分程度。料金はこの日は1000円でした。
(通常でも1500円くらい)


軍艦島クルージングばかりが目立ちますが、こうしたマイナー
なクルージングもなかなか楽しいです。

知っていたようで知らなかった、そんな一面を実感しましたよ。


コメント
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