魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

再試飲、再発見

2010年09月04日 | ワイン ~2020年
先日I社の試飲会に福岡へ行きましたが、よくわからないワインが
あったので、1本だけ仕入れて再試飲をしています。


2006 ブルゴーニュ ルージュ(シャトー・エポワス)


協同組合のような感じ?なのでしょうか。シャトー・エポワス
(シャトー・デポワス)ってよく知りません。

ただ、試飲会の時はノンフィルターと書いてあるわりに、色が
やたらと薄くて、味わいは逆にフルにあったので、つかみどころ
のない、よーわからんニュアンスでした。


ではいきますね。


色はやはり薄めです。でもブルピノや価格帯を考えると、こんな
ものでも正常の範囲でしょう。

香りはフランボワーズ、ラズベリーなどのベリーに、ちょっと
古本をめくったような、微妙な体育館臭、ぞうきん臭をはらみながら
赤土、鉱物、ドライフルーツなどがきます。

味わいは薄い色合いとは別で、軽めですが風味の強く、柔らかく
優しい、そして酸はきびきびとして、ゴツゴツした古典的な味わいです。

本拠地がニュイ・サン・ジョルジュ村にあるようで、ちょうど
「軽い年のロベール・シュヴィヨンさ」って言われると、「なるほ
どー!」と言ってしまいそうな(マニアには伝わりますか?)、
そんなイメージのトラディショナルさがあります。
逆に言うと、ちょっと垢抜けなくて、ゴツゴツして、愛想がいまいち
だけど、なぜか美味しんだよね~。って感じです。


採用するかどうかは、やはり悩むのですが、家内にお伺いをたてると、
NOでした。酸っぱさがやや強いようです。残念。




ところで、この記事

探検中の小学生が死体発見(クリック)

ですが、正直、「明日は我が身」だと思う。
マイナーマニア、山道やダム、廃墟めぐり・・・

今まで見つけずに済んでいること自体がラッキーだと思う。
ホントはあえて注意深く見ないようにしているのかも。

コメント
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