魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

悲しいおー

2010年09月24日 | ちょっと怪しい
先日、トンコツの充てんをおこなうために大村方面へ
行った時に、何気なく見つけたものです。





まあ、石ころっちゃー石ころです。

でもこれくらいの大きさだと岩と言うべきか。


このタイトル「妻子別れの涙石」って何を想像されますか?

私も案内標識を見た瞬間、「何なんだ?!」って思いました。


で、説明書きがこれです。(写真をクリック)






「地面に半分埋まっている丸い石」って書いてありますが、

全部出てるじゃん!


かつて大村市は大村藩というのがあって、お殿様もキリシタン大名
として有名だったはず。なのに、代替わりすれば厳しい弾圧が
行われていたようです。
悲しいおはなしです。


所詮、権力者の思惑で、どーにでも利用するのが宗教や思想、
さらには歴史観、歴史資料など。

権力に物質的に支配されることよりも、思想的に支配されること
の方が人間は不幸なのかもしれません。考えさせられるなあ。


さて、心を自由に解き放って、美味しいワインを飲みましょう。

コメント
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