魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ビルの谷間に

2011年02月08日 | ワイン ~2019年
ここってちょっとだけですが面白いアングルです。






正面のビルとビルの谷間にご注目!

ほらほら・・・、







ビルの谷間から大きな観音像です。
にょきっ!と不気味です。



個人的には「偶像崇拝」というものが大嫌いなので、何で
こんな大げさに観音を建てたのか、そのセンスを疑います。


このお寺は坂本龍馬も寄宿していたり、かつては国宝だった
お寺なんです。現在は観音像の中にはフーコーの振り子がある
らしいのですが、まったく興味ないので行ったことありません。



まあ、そんなお話はさておいて・・・

本日も試飲です。






観音のゴッド(神)ではなくゴットですね。


2008 ジョエル・ゴット CS
  (USA、カベルネ・ソーヴィニヨン種、赤、2千台半ば付近)

濃いめの若々しい色合い。香りは乳酸、スグリ、クリーニングセーター
鮮やかな若いベリーなど。


味わいは、初めは微発泡っぽさがありましたが、それは間もなく
消えました。開けたては濃さを感じますが、しだいにエレガントな
赤い花やジャムのような華やかさに変わります。

タンニンはしっかりとありますが細かく、酸も優しく、優雅な果実
味の美しさが出ています。やや軽めではあるもののエレガントさを
目指す造りなのでしょう。

これはこれでまずまずですね。
若すぎるというのもあるのでしょうか。


コメント
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