魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

リスト配信しました。

2011年02月22日 | ワイン ~2020年
昨日新しいリストを配信いたしました。


今回は(今回も)ヴァリューにこだわった内容です。
このブログでもご紹介しておりますアイテムは、美味しいですので
ぜひともお試しいただければ幸いでございます。

ぼちぼちとご注文も頂いておりますのでとても嬉しいです。



こんな商売をさせていただいての喜びは、ご注文を受けて販売、
美味しく飲んでいただき、時々でも感想を聞かせていただき、また
精進して仕入れ、またご注文をいただき・・・・・その繰り返しで
信頼関係を育んでいけること。

そして時には一緒に美味しいワインを味わい、愛でて、喜びを
分かち合い、人の輪や絆が広がっていくこと。

そんなこんなが好きで、ずっと歩いてこれた気がします。

なーんて前振りは真面目すぎて重たいですかねえ。
でも間違いなく本心ですよ。




さて、今宵はピノを。
昨日映画を見てブルピノをと思いましたが、これも試飲せねばなら
ないアイテムですからねえ。前は06年でしたが、今回は08年。
断りもなく時は過ぎていきますね。



2008 カレドニア ピノ・ノワール
   (豪、ピノ種、赤、2千円台)


明るい色合いのこのワインは、熟した果実香が押し寄せます。
イチゴ、熟したオレンジやイチジク、赤土、ビニール、セル
ロイド系、肉は新鮮な赤身など香ります。


味わいはほんの少しだけ尖った酸と柔らかく穏やかな熟した
フルーツ。一見、コストパフォーマンスはたいして高そうに
も思えないのだけれど、飲んでいくごとに不思議な魅力を感
じてしまうのは何故?

なんとなく、どんどんはまってしまう。
きれいで滑らかなラインや「酸味」と、「熟した果実味」の
対比にあるのか?とにかく不思議さが続いています。

思うに、それは心地良さなのかもしれない。
いや、私が好きなピノゆえなのかもしれない。


んん・・・・

やはり確かに、微妙にコストパフォーマンスは弱い気はします。
前の年の方が良かったのかなあ・・・・・。

にしてもピノはやはり美しい。

美しい。

コメント
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