魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ブルゴーニュの村名人気度

2012年02月18日 | ワイン ~2020年
先日から新しいワインリスト配信いたしましたが、その中から受けた
ご注文ですが、私の予想を超える偏重な傾向にありました。

実はかなりシャンボール・ミュジニーに偏っていたのです。

やはり「ブルゴーニュの美」を求めようとするのなら「シャンボール・
ミュジニー」は素晴らしい選択であるといえるでしょう。

私も反論の余地はありません。確かにシャンボールのワインでアル中に
なっても本望です。




村名の赤としての一般的人気予想は

1 ヴォーヌ・ロマネ
2 シャンボール・ミュジニー
3 ジュヴレ・シャンベルタン

4位以下は難しいですが、

4 ニュイ・サン・ジョルジュ
5 アロース・コルトン
6 ヴォルネー
7 ポマール


みたいな感じではないでしょうか?????
違いますかぁ。




まったくの私個人的好みとしては

1 シャンボール・ミュジニーorヴォーヌ・ロマネ

3 アロース・コルトン(ほぼ特級に偏ってしまう傾向)

4 ポマールorヴォルネーorニュイ・サン・ジョルジュ

7 ジュヴレ・シャンベルタン(良くてあたりまえだから)


なのかなあ・・・

でも案外、ボーヌもサヴィニーもショレもシャサーニュもサントネーも
オーセイ・デュレスやモンテリーですら愛らしくて良いですよねえ。

どれを選べと言われても、そう簡単な選択ではありません。




みなさまはいかがでしょうか?



なになに、マランジェ、メルキュレ、ジヴリーが良いって???

ブルゴーニュワインの面白さを垣間見る思いですよね~。








それはともかく、今夜はこれ。






2010 ガンマ CS
  (チリ、カベルネ種、赤、千円程度)


イチゴ、カシス、チェリーなど赤系のピチピチした若いフルーツの香り。
サロンパスや革、肉系も。


味わいはオーガニックなのでナチュラルさを失いません。
濃いですが、とてもしなやかさがあって主張は優しい。

でも奥の方にはしっかりとした部分もありつつ、カベルネ種独特の
明るさ、華やかさも持っていて、価格の割りに優れたワインでしょう。
デイリーとしてとても良い感じではないでしょうか。
新たに定番としたいくらいの出来です。


ブルゴーニュの宿題もまだあるのですが、それはぼちぼちといきますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする