魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

弱者を前にしての心理

2012年02月03日 | Weblog
今日はちょっと真面目な話題を。


昨日よりこんなニュースが長崎では賑わっています。


とある盲導犬を探して(クリック)という記事。



フェイスブックでこのニュースをシェアしていた方も多かったようですが、
現実はちょっと怪しい。


とある別ブログ(クリック)には飼い主の虐待説???

なんて書いてあるものまであります。


もちろんどちらの主張が本当なのかは分かりません。
マスコミを鵜呑みにするのは危険でしょう。




あと、よく女性がひとりでタクシーに乗ると運転手さんの態度が横柄で・・・・・

なんてのも家内をはじめ女性側からの話も何度も耳にしました。
成人男性がお客さんだと、そんなことは滅多にはありませんよね。




そしてこの昨日の長崎新聞の一節。





チャーチルの表したトルーマンの態度。

「(その時)彼は別人となった。彼はソ連に指図するようになり、会議を牛耳った」
というところ。


もちろん長崎人として、日本人として、頭に来ます。



遥か昔の、過ぎたことは取り返しがつかないので、言っても仕方ないのですが、上
の例でもわかるように、強者と弱者、優位な立場に立とうとするもの、もしくは
優位に立ったもの、の心理状態がこう変化していくさまは時代を超えて共通する
のでしょうね。


ここにいじめや差別や愚かさ、そして悲しみや不幸の原点があります。



理性のきかない人、愚かな人ほど、その優位な感情にストレートに心をまかせて
しまうことでしょう。

匿名で書けるコメントや某巨大掲示板、ヤフコメなどでは好いた放題の誹謗中傷が
飛び交います。レイシストの心理は似たようなものじゃないかなあ。


ちょっした理性を働かせることによって、多くの不幸を未然に防ぐことが出来るの
は自明の理でしょう。


いつもこんなことを考えてはいるのですが、今日は鮮明にその一端を感じました。

誰しも良心があれば、不幸の種をまき散らすことはしたくないですよねえ。

思いやりの気持ちを忘れませんように。


コメント
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