魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

8月15日

2012年08月15日 | Weblog
まずは本日は営業しております。


16、17日が店休となります。

よろしくお願いいたします。





さて、本日は8月15日です。

私たちの世代の特徴なのか、戦後生まれなのに、なぜか戦争をずっと引きづって
います。


うちの子どもが言いました。

「3丁目の夕日ではないけれど、戦後の経済成長の世の中を味わってみたかった」


きっとそれは“不自由のない時代に生まれ、何となく不自由なく育ってきた”
故のちょっとした激動期、社会エネルギーの爆発期による時代背景を羨ましく
思うような、そんな志向なのかなと。


かくいう親の私たちの世代も戦後生まれ。しかも親の代の被曝を受けて、どん底
からの立ち上がり、そして経済発展のさなかあたりで産まれ、テレビやマスコミ
の普及とともに育ってきました。平和ボケと言われても仕方ないほどの環境や
状況です。


その平和な生活の中で、逆に「激動の時代」というものへの憧れ、ちょっと残酷
でもドラマティックな展開への憧憬こそが、「戦争を引きずること」へ心を向かわ
せる動機なのかもしれません。でも実際その場に立てば間違いなく、戦後生まれ
世代は私を含め、へたればかりなのでしょうけどね。



先の戦争への思い、いろんな見解が渦巻きます。これから将来は少なくとも、
ひとりでも多くの人が幸せに・・・とはいかないまでも、何とか暮していける
世の中にはなって欲しいと、常に願っています。


じゃ何ができるの?ということになると、私個人は自分の職業を通じての幸せ
をみな様にご提供していくことくらいですが、そうやっていこうと思っております。

そしてずっと祈ること、気持ちを積み重ねて平和を願う気持ちを持ち続け
たいと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする