魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

すごい行列

2012年08月17日 | ワイン ~2020年
両親を連れて「吉宗」へ行ってきました。


徳川吉宗(よしむね)ではありません。「よっそう」と読みます。

長崎ならたいていの方(特に年配の方)は必ずと言っていいほど行ったことが
ある老舗でしょう。


今月リニューアルしたので一度親を連れていきたかったのです。

相変わらずの「町屋造り」で外観はほとんど以前のイメージでしょうか。

中はきれいになってお座敷も椅子も対応しておりました。中庭もありました。



が、しきゃ~し何という行列! すごい人気ですねえ。

観光客や帰省客なども多いのでごった返しておりました。







吉宗定食(上)、箱ずし(下)など。


とても久しぶりで、とても美味しくいただきました。

お寿司の方も予想よりも美味しかったです。

平和だなあ。





さて、久しぶりにワインの記事も。

最近ビール飲んで、極めて安ものワイン、焼酎やブランデーなど適当でしたもん。




今夜はこれ。






2005 Ch.ガロウ
   (仏、ボルドー、メルロ種主体、赤、千円台)


エッジにやや枯れたオレンジ色が見えます。
香りはオレンジピールや赤土や焼けたレンガ、チェリーというよりは枯れて
きたイメージです。トロピカルフルーツや麝香、インド香など。


味わいは程よくこなれ、タンニンは柔らかくなっています。05年という偉大な
当たり年とはいえ、下のクラスならこんなもんでしょうか。もう果実味は
枯れ始め、そういったベクトルではすでに下降線に入っています。

ただ、ここからが枯れた感じやドライフルーツやドライフラワーのごとく、
「枯れの美学」へと入るところでしょうが、それには弱さを感じます。
微かな苦みと共に脆弱なフルーツはあまり寿命を感じません。
ちょっとだれた感じも酸のぬるさなのかも。

いずれにせよ、これではかなり物足りないです。採用は出来ません。


食べ物には甘くて、ワインには厳しい???



お盆休みにちょっと行きたいところがあるのですが、行ければ書きますね。


コメント (2)
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