こんなニュースがありましたよ。
評論家ジョンソンのペトリュス2000、約34万円で落札(クリック)
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英国のワイン評論家ヒュー・ジョンソン氏のコレクションのオークションが13日
、ロンドン近郊で開かれ、シャトー・ペトリュス2000年3本セットが、6600ポンド
(約103万円)の最高値で落札された。1本当たり約34万円。
316本が出品され、計8万8000ポンド(1373万円)を売り上げた。シャトー・
オー・ブリオン1990年1ケースが3900ポンド、シャトー・マルゴー1996年1ケース
が3800ポンドで落札された。ドイツのレアな、エゴン・ミュラー・シャルツホフ
ベルガー・トロッケンベーレンアウスレーゼ・ゴールドキャップ1989年1本が、
1950ポンドで落札された。
ジョンソン氏は引っ越しに際して、コレクションの売却を考えた。「ポケット
・ワイン・ブック」で知られる74歳は、ガーディアン紙のインタビューで、
「巨大なセラーを持つ人間は、最終的にそれらを一緒に飲む友人が十分にい
ないことに気づく」と語っている。
(2013年5月16日 読売新聞)
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注目はこの最後の文、「巨大なセラーを持つ人間は、最終的にそれらを一緒に飲む
友人が十分にいないことに気づく」
ここですね。素晴らしい!!!
著名なヒュー・ジョンソンをしてこれなんですよ。
普通の人々に至ってはどんなもんでしょうか。
セラーにたくさんのワインを寝かせていらっしゃる方、処分の際はぜひ
お声をかけていただければ幸いでございます。
先日ちょっと書きました、某輸入元の当店の担当の方(40代)や女性会長
(55歳)の逝去の際などは、末期のワインを飲む間もなかったわけです。
きっと飲みたかった心に期すワインがあったでしょう。
そうなると良いワインは早めに飲んでおくことこそが大切なわけですよね。
今夜はこれ。
2011 コート・デュ・ローヌ 赤(Ch.ド・セグリエス)
(仏、ローヌ地区、赤、千円台)
香りは柔らかなカシスやプラム、ブラックベリーなどのフルーツ。赤土、粘土、
揮発性の絵の具、ペンキやビニールっぽい香り、ドライフルーツ、赤い肉など。
味わいはそう濃くなく、でも薄くはなく。そう重くもなく、でも軽すぎもしな
い。ちょっともわっとして、でも奥深くもなく、微妙な中途半端さ。
毎年安全牌だったワイン。2011年というヴィンテージが微妙なのかもしれません。
でも決して悪くはないんです。特に感動もせず、だからといってへなちょこと
か、レベルが低いわけでもない。
とにかく微妙。
毎年採用しても安心なのですが、2011は悩ましげなワインです。
少なくともこれを末期のワインにはしたくありません。
そろそろ良いワインが飲みたいなあ。暑くなりすぎる前にぼちぼちワイン会の
企画を考えましょうか。
持ち寄りでもテーマを決めても良いですし、何かご意見がございましたら
連絡お願いします。
評論家ジョンソンのペトリュス2000、約34万円で落札(クリック)
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英国のワイン評論家ヒュー・ジョンソン氏のコレクションのオークションが13日
、ロンドン近郊で開かれ、シャトー・ペトリュス2000年3本セットが、6600ポンド
(約103万円)の最高値で落札された。1本当たり約34万円。
316本が出品され、計8万8000ポンド(1373万円)を売り上げた。シャトー・
オー・ブリオン1990年1ケースが3900ポンド、シャトー・マルゴー1996年1ケース
が3800ポンドで落札された。ドイツのレアな、エゴン・ミュラー・シャルツホフ
ベルガー・トロッケンベーレンアウスレーゼ・ゴールドキャップ1989年1本が、
1950ポンドで落札された。
ジョンソン氏は引っ越しに際して、コレクションの売却を考えた。「ポケット
・ワイン・ブック」で知られる74歳は、ガーディアン紙のインタビューで、
「巨大なセラーを持つ人間は、最終的にそれらを一緒に飲む友人が十分にい
ないことに気づく」と語っている。
(2013年5月16日 読売新聞)
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注目はこの最後の文、「巨大なセラーを持つ人間は、最終的にそれらを一緒に飲む
友人が十分にいないことに気づく」
ここですね。素晴らしい!!!
著名なヒュー・ジョンソンをしてこれなんですよ。
普通の人々に至ってはどんなもんでしょうか。
セラーにたくさんのワインを寝かせていらっしゃる方、処分の際はぜひ
お声をかけていただければ幸いでございます。
先日ちょっと書きました、某輸入元の当店の担当の方(40代)や女性会長
(55歳)の逝去の際などは、末期のワインを飲む間もなかったわけです。
きっと飲みたかった心に期すワインがあったでしょう。
そうなると良いワインは早めに飲んでおくことこそが大切なわけですよね。
今夜はこれ。
2011 コート・デュ・ローヌ 赤(Ch.ド・セグリエス)
(仏、ローヌ地区、赤、千円台)
香りは柔らかなカシスやプラム、ブラックベリーなどのフルーツ。赤土、粘土、
揮発性の絵の具、ペンキやビニールっぽい香り、ドライフルーツ、赤い肉など。
味わいはそう濃くなく、でも薄くはなく。そう重くもなく、でも軽すぎもしな
い。ちょっともわっとして、でも奥深くもなく、微妙な中途半端さ。
毎年安全牌だったワイン。2011年というヴィンテージが微妙なのかもしれません。
でも決して悪くはないんです。特に感動もせず、だからといってへなちょこと
か、レベルが低いわけでもない。
とにかく微妙。
毎年採用しても安心なのですが、2011は悩ましげなワインです。
少なくともこれを末期のワインにはしたくありません。
そろそろ良いワインが飲みたいなあ。暑くなりすぎる前にぼちぼちワイン会の
企画を考えましょうか。
持ち寄りでもテーマを決めても良いですし、何かご意見がございましたら
連絡お願いします。