魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2010年ボルドー

2013年05月24日 | ワイン ~2019年
2009年は偉大な年で親しみやすく、若いうちから美味しく飲める。
対して2010年は偉大だけれども、クラシカルで数年置いて飲み始めるべきで、
こちらの方が長持ちする・・・・・なーんて言われていますが。


果たして・・・・・?!


本日は試飲会でした。

ボルドーマニアにはすぐに分かるラベルばかりでしょう。





右からフェリエール、レゼルヴ・ド・ラ・コンテス、ダルマイヤック、
アルテル・エゴ・パルメ。

うんうん、うなりながら試飲です。フェリエールは懐が広く、バランスも良い。
パルメ2ndが若干のブショネだったのだけれど、飲めて本領も推し量れるレベル。
味わいは上品でニュアンスがあります。本ラベルを飲みたくなりました。





右からフューザル赤、プリュレ・リシーヌ、タルボ、カノン・ラ・ガフリエール。


ラローズ、ラ・ポワントは(^o^)ウマーで(写真にはないですが)、フューザル
は柔らか、端正でメリハリもあります。カノン・ラ・ガフリエールは圧倒される
ように美味いです。



そして白へ。





希少なコスの白。そしてやはりY(イグレック)すごい!








最後はこちらで〆。貴腐ワインです。


ミンティーさがあり、甘さを引き締めています。ド・ファルグは揮発性で
セメダイン(シンナー)っぽさがあります。


ただ、これだけでは2010年のボルドーはとてもとても語れません。ただ、良い年
のようだ、くらいの想像はつきます。価格は書くと野暮ですが、かなり高価な
ものばかりです。これからもっと高騰するのでしょうか。

本日飲んだだけでは09年を上回るって感じまではしませんでした。
でも定かでもなく、今後にどんなワインに出会うか次第でしょう。


しかしこんな試飲会はありがたいです。感謝です。当初の予定時間を大幅に
上回り、あわててお昼を食べに出たのでした。


フランス、スペイン、南アなどもあって仕入れをするものもありました。
それが来るのは秋になります。お楽しみです。



その後、お昼、そしてシャンパーニュのセミナーだったのですが、長くなり
ますので明日にでも。


コメント
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