魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

実験

2014年09月07日 | ワイン ~2019年
ワイン好きにとって「残ったボトルの酸化」は悩ましい問題です。


ボトルを開けたはいいが、アルコールの分解能力(酒に強いかどうか)は人それぞれです。

1日でボトルを開けられない場合、当然翌日のための、出来るだけ酸化しないで健全に
飲める方法を考えることになります。



今までは「ヴァキュヴァン」(バキュバン)でした。
ゴムの栓をしてポンプでボトル内の空気を抜いて、出来るだけ酸素を減らし、酸化を
防ぐ方法ですね。


ところが最近「プルテックス(Pulltex)」という新しい酸化防止の「栓」が発売
されましたので、どの程度のものか試さねばなりま栓(ってか)。


・・・・・ということで実験をすることにしました。





同じワインを2本用意します。そして同時に開けます。

そして毎日、同量を飲んでいき、今まで使っていた「ヴァキュヴァン」と「プルテックス」
の効果を利き比べるということをやってみたいと思います。



用意したワインは、私のデイリーワインでスペインのモナストレル種メイン、シラー種も
ちょっと入っています。1000円程度のものです。(ホントはも少し安い)



まずは開栓後、ふたつのボトルで同量を飲まねばなりません。
約10分の1を飲み、そしてヴァキュヴァンのゴム栓をして空気を抜く、片やプルテックス
はカパッとはめるだけ。





ここで大事なのは酸化をもたらす空気の量です。

極力同程度に飲まねばなりません。


右が減ったら、左を飲み・・・、左が減ったら右を飲み・・・


これ延々と続くかもしれませんが、まあ、そこは我慢です。




とりあえず1日目は同じものであると味の確認をして終了しました。


2日目、3日目・・・とどう変わっていくか興味津々です。


経過並びに結果はこのブログで随時レポートします。


ところでこれだけの量しかワインが飲めないとイライラするので、また別のワインを
開けようかと思ったのですが、同じワインを飲んでおります。
3本も同じものを同時に開けたのは初めてです。別に普通に飲むワインは2日でなく
なりますので「1日目、2日目の状態をも」確認しつつ、実験の2本の酸化したワインの
味をチェックしてまいります。


どんげんでしょうか。お楽しみに。


コメント
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