魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

酸化実験7日目

2014年09月13日 | ワイン ~2019年
実験も7日目です。開栓後6日経ちました。

いよいよボトルの残りも少なくなりました。





もう明日辺りでいっぱいいっぱいです。


やはりボトル内の空気の体積が大きくなってきたので、酸化のスピードも上がって
いる感じがします。


ヴァキュヴァン(左側)とプルテックス アンチ・オックス(右側)ですが、
もうここまで来てしまうと、どちらもだれてきました。


昨日はプルテックスが良いと思いましたが、このだれ方だとヴァキュヴァン側の方が
むしろ酸や輪郭などはっきりと分かるので、今日はこちらが良いです。


例えば「みかん」でいうところの、ヴァキュヴァンは青いみかん、ちょっと酸っぱい
けど瑞々しく、そのまま日を置いたよう。プルテックスはシワシワのみかん。
ちょっとぼそぼそして、酸がないので甘いだけでだれる。それを置いたよう。

そんな感じになりました。


だれる途中はプルテックスがやや優勢でしたが、だれるところまでだれると、ヴァキュ
ヴァンの方もむしろアリだと思います。


そこで新しく開けたボトル・・・・・やっぱこっちが美味いよー!


まあそんなもんです。ボトルを開けて1週間とか、今まで残したこともないですもんね。



この比較実験が終わったら、酸味の多いピノ・ノワールで実験してみたいと思います。
そんな興味がグングン湧いてきました。

やはりキーワードは酸味でしょう。

コメント
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