魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

深山水産-ドン・ダヴィ タナ

2017年03月13日 | ワイン ~2019年
法事で東京からの客人たちを連れてどこへ行くのが良いか・・・


それはね、ここ。




諫早市高来町にある「深山水産」。



この時期、まだ牡蠣は大丈夫。








はまぐり、ひおうぎ貝、エビ、ウィンナーなども交えながら
みんなで牡蠣焼きBBQは楽し!



初めてのカキ小屋体験にとても喜んでもらえました。


車1台では乗り切らずに、私だけひとりバイク(カブ号)で向かう羽目になったんだけどね。





夜はこれ。




2015 ドン・ダヴィ タナ
  (アルゼンチン、タナ種、赤、千円台前半)


2014年でしたがヴィンテージ変わりによる試飲です。(14年はもう少しあります)

まず色合いがすごい。泡立ち、まるでブラッド!ワインの血のようです。
もうすでに濃いのが分かります。この価格帯としては尋常でないです。


香りはプラム、ブラックベリー、ブラックチェリーなど黒く沈んだベリー。さらに
ブラックチョコ(カカオ)、思いシガー、ブラックペッパー、シナモン、クローブ
など、華やぎは控えめで媚びてきません。


味わいはやはり濃厚。この価格帯としてはかなりのフルボディ!シブく、ダンディーで
シリアス。媚びない味わいです。華は少ないでしょうが、湧き上がってくる深い果実味は、
料理としっかり寄りあい、アクセントを付けてくれるでしょう。まったく安っぽくありません。

肉料理やコショウの効いたもの、チョコレート(特にブラックチョコ)やデザート、そんな
味わいとバッチリ相性が良いと思われます。デカンタをするとより良いと思います。

同じ濃厚パターンでも、ジンファンデル(甘め)と対極を成すような味わいです。
ワイン単体よりも何かと一緒の方がより楽しめることでしょう。

コメント
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