魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2023年最初のワイン会

2023年03月06日 | ワイン 2023

第8波も落ち着いてきたタイミングでの今年最初のワイン会をやりました。

場所は当店内。会費はひとり5100円(税込み)でした。

 

まず白から。

1 NV ポール・グール ブラン・ド・ブラン(シャンパーニュ)

参加のT様より差し入れ。とてもきれいでエレガント。

美味しいシャンパーニュでみなさんのテンションも上がります。

 

2 2020 ブルゴーニュ シャルドネ(ジュリアン・マルシャン)

基準となるブルゴーニュのシャルドネ。かなりのコストパフォーマンスを発揮。熟した果実味。

 

3 2018 マウント・エデン シャルドネ エステート(USA)

やはり圧巻です。すごく熟して蜜の風味や厚みとスケール感。

 

 

そして赤。

4 2014 ブルゴーニュ ルージュ(ベルトラン・アンブロワーズ)

5 2009 ブルゴーニュ ルージュ(ベルトラン・アンブロワーズ)

標準的なブルゴーニュのピノノワールですが、私が秘かに寝かせていたもので、

もう市場にはありません。2千円台後半程度のACブルゴーニュがどのくらいもつのか?どうなるのか?

という疑問へのチャレンジ企画でした。

 

結果、やはりヴィンテージの良いとされる2009年ものがとても素晴らしく、良い熟成を遂げていました。

これは驚きでした。まだまだ全然いけます。2014はやはり酸味がやや強めでしたが果実味自体は十分

OKでした。ちなみにどちらのボトルもスクリューキャップです。スクリューキャップでもちゃんと

熟成します。

 

6 2016 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ゾー・ポワレ(ジャイエ・ジル)

ジャイエ・ジル氏の遺作ヴィンテージ。まだまだ全然元気で飲み頃には早いです。

最低でもあと5年くらいは置きたい、そんなイメージ。充実感、湧き上がるものが素晴らしさの

片鱗を見せてくれました。

 

 

7 2015 Ch.ジスクール(ボルドー)

有名シャトーです。このヴィンテージはしっかりと凝縮感と骨格があるので、まだまだ

締まったイメージ。奥の方に華やかさがありますが、開くには時間がかかりそう。

 

8 2012 Ch.レオヴィル・ラス・カーズ(ボルドー)

開栓時から素晴らしい香りが漂いました。力はちゃんとありますが、優雅、エレガント、

品がありみなさん惚れ惚れと飲んでいらっしゃいました。私もこれが飲めて嬉しい。

 

印刷したワインリストです。

ボルドー、ブルゴーニュの本道を進みつつ、お手軽なものと高いものの格の違い、

さらに若いものと熟成したものの違いなど、初参加の方もいらっしゃいましたので、

分かりやすくなるように考えました。

 

募集はfacebook内ですぐ埋まってしまうため、なかなかこのブログでは告知できませんが、

気になる方はfacebookページをぜひチェックされてください。

 

実はその後も足りない方は私も含め、何か飲みよったねぇ・・・。(笑)

 

 

コメント
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