魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

オールウェイズ-BrgR(ニュダン)

2023年11月17日 | ワイン 2023

まずは麺也オールウェイズ本店へ。

 

マイルドな豚骨をいただく。

マー油(黒い焦しニンニク油)は強烈すぎるのでいつも入れないけれど次回はやってみようか。

たま~にくらいでちょうどいいと思う。もちろん替え玉して完飲完食。美味しいね~。

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

 

2021 ブルゴーニュ ピノ・ノワール V.V(ニュダン)

(仏、ブルゴーニュ、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

 

いよいよ気になる2021年もの。

この年ははっきり言って量的に不作。生産量がかなり少ない。多分2000年以降で一番少ないはず。

その環境下での質はどれほどのものか?すごく気になります。特に前年の凄すぎた2020年ものとの

落差もあることでしょう。(2020はすご~~~く良いですよ)

 

淡いの色合いに香りはチェリー、イチゴ、フランボワーズなどの赤いフルーツにシナモン、石灰、

もろみ、赤い花、僅かにコショウなど。

 

味わいは軽やかだがしっかりと旨味が乗っています。まず心配が消えてきました。

タンニンは細かくそれなり。酸味のバランスは問題なし。

一番スタンダードなクラスですので味は決して太くはありません。細身ながらもとてもきれいです。

エキス分が偉大な年(2020年とか)にこそ及びませんが、美味しく飲めるので、即戦力かもです。

寿命は長くはないけれど数年内に飲むのであれば十分でしょう。美味しいです。

ぶっちゃけ、ボジョレー・ヌーヴォー飲むくらいだったら同程度の価格でこちらを飲むのもアリでしょう。

 

もともとこのニュダンという造り手は薄旨系の造り手なので、案外こんなヴィンテージは

似合うのかもしれません。数年後、旨さとどこか儚さの魅力があると感じるかもしれません。

(今現在は若いので儚さはないです)

これから他にも2021年ものが入荷してきますので、まだまだ飲んでいきましょう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする