2月にこんなに歩いたことはないかな。
冬にこんなに歩いたことはないかな。
今年は、ウォーキングやノルディックウォーキングのおかげで、
1週間に何回か、1日に1時間以上は外に出て、
歩く日々が続きました。
別に遠くに行くわけでもない、
知らないところに行くわけでもない、
ありきたりの、自分の決めたウォーキングコースを毎回回っているだけですが、
季節の変化、
すなわち気候の変化や自然の変化、
それに伴う人々の服装や雰囲気の変化が少しずつ進行しているのが分かり、
今ここにいることに幸せを感じます。
自分の見ているのは、
ちょこちょこ出会う自然や人の小さな変化なのですが、
それが点ではなく、
線として繋がっていくのも感じられる。
何年か前にたった1日だけ見に行った有名な「東京・湯島の白梅」ではなく、
今年は、
地元の日々変化をしていく「身近な白梅」を堪能しました。
正直なところ、梅ってこれまでそんなに好きではなかった。
花も枝にへばりつくように咲いてるし、
そんなに華やかな印象がなかったのです。
「やっぱり桜!」って長年思い続けていたわたしの予想を覆して、
今年は「それはそれは可憐な梅の数々」を見とどけることができました。
これは、毎日のようにその場所に行き、
その変化を見ることができたからだと思います。
昨日もご紹介しましたが、
賑やかな鳥のさえずりが聞こえたかと思うと、
見上げる梅の木の枝には数羽のメジロが。
白梅とたくさんのメジロのモスグリーンの体の色が
青い空に映えてそれはそれは美しい。
こんなにたくさんのメジロを一度に見たのは生まれて初めてでした。
近くの池にいるサギたちも、
毎回違う表情をしています。
木の高いところにじっとして気だるそうにしている日もあるかと思えば、
数羽が人間が一列で並んで歩くように、
背中を丸めて歩いていたり(杖をついて歩くお年寄りみたい)、
一羽、颯爽と歩いていたり、
せせらぎで餌探ししていたり。
池にたくさんの鴨たちがスイスイ水面を泳いでいるかと思えば、
連れ立ってせせらぎで餌探しをしてたり。
思いがけず、綺麗なカワセミに出会ったこともあります。
車で通り過ぎてもこういう小さな変化は絶対気づきません。
足で歩き、動いているからこそ出会う風景だったり動物だったりですね。
午後のまだ陽が高い時間に歩くと、
そのウォーキングコースが、
4つの小学校を通るルートであることもあり、
校門付近で大量の子供たちとも遭遇します。
ノタノタ歩いてる小学生の集団を追い越しても、
また後ろからバタバタと足音が聞こえて、追い越されてしまう。
そうかと思えば、彼らはまた立ち止まって何人かでわいわいやって、
またそこをわたしたちが追い越す。
走ったり立ち止まったりする子供たちの集団にまとわりつかれてる感じで
歩くこともあります。
なんだか面倒臭そうに見えるんですけど、
結構こういうのも楽しいのですよ。
子供たちが持ち帰ってる図工の作品が面白かったり、
お家の方がハンドメイドで作られたのでしょうか、
素敵な布のバッグや可愛い給食袋も目に留まったりします。
子供たちの何気ない会話が耳に飛び込んできて、
今の子供たちの流行りを知ることもある。
コロナ禍以降、
家族が家にいることが多くて、
夫か息子、または3人での散歩の機会が増えました。
ノルディックウォーキングを始めた夫は、
ますます積極的に歩くように。
もともとよく喋る家族ですけど、
歩きながらも喋る、喋る。
歩きながらは、結構ストレスの発散の機会としてもいいみたい。
わんわん話して、家に着いた頃にはスッキリしていることもある。
季節的には、
一番寒い時期で、雪も積もったりする時期ですが、
今年は割合気持ちのいい日が続いていることもあって、
いいことづくしの真冬のウォーキングタイムとなっています。
昨日は、夫と息子と一緒に。
行きはウォーキングで、帰りは電車。
それでも8500歩になりました。
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