どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

心に残る『幻想小説』

2025-02-09 04:23:00 | この一遍
ぼくが読んだ小説の中でもう一度読んでみたい作品が数編ある。 「香水・ある人殺しの物語」はその一つだ。 パトリック・ジュースキントの小説で、18世紀のフランスを舞台に展開する物語だ。   超人的な嗅覚を持って生まれた孤児ジャン・バチスト・グルヌイユの生涯を描いた作品で、著者の初の小説作品。   1985年の刊行以降シュピーゲル紙のベストセラーリストに316週連続で載り . . . 本文を読む
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