さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ケビン露天風呂でトルコ人と語る

2011年08月27日 | ケビン来日

さてついに温泉に入ったケビン、露天風呂に感動です。

温泉の流れる音を聞きながら湯に浸かり、しばし物思いにふけります。

そうです、温泉はまったり何も考えないようで、いろいろ思い巡らす時間なのです。


はじめて出会ったときのこと。お互い支えあって苦労してきたこと。

英国でいろいろあったこと。

日本に来る決心をつけるときのこと。


そして地球の反対側までやってきたケビンが帰国するときには、
いろいろな思い出をたくさん持ってゆき、きっといつまでも思い出すだろうこと。。。


ケビン、温泉に浸かっていると、いろんなことを考えたり思い出したりするだろう?

そうだね。

きっとお互い似たようなこと考えていたんだよ。

そうだろうなあ・・・ ^^


さてそうこうしているうち、ひとりの外国人が湯舟に入ってきました。
どちらともなく英語で話し始め、その青年はトルコ人だとわかりました。
この箱根の旅館にやってくるのは2回目だそうです。きっと気に入ったんだろうねえ^^;

トルコ青年: 日本の温泉はいいけれど、トルコのお風呂って、変な意味で使われて
  いるだろう?

ケビン: (ニヤニヤ)妖艶な女性のサービスがあるようなやつだろう?

トルコ青年: そんなのトルコにはないんだよw

さきち・: 日本でもむかし「トルコ風呂」って言われていたけれど、トルコ人が
  苦情を出して、違う名前になったなぁ^^;

トルコ青年: どうしてそんな名前を使ったんだろう?

さきち・: おそらく、なんとなくエスニックな雰囲気があるからで、はるか遠い
  知らない世界の雰囲気が感じられるってだけなんじゃないかなぁ^^;


ここで酔っ払った日本人のおっさんが入ってきて、ガイコツ人を見て少したじろぐ。

     あらら、ガイジンさんだねェ。
     
おっ、この壁の向こうは女風呂だな!

ふたりは日本語を理解せず、ただしらける。


トルコ青年: クリスマスのときに食べる鳥があるだろう?

ケビン: ターキー(トルコ)だな。

トルコ青年: そうそう、トルコではあまりなじみのない鳥だから、隣の国の名前で
  呼んでいるんだよ。それをあっちの国では、こっちの国の名前「ターキー」って
  呼ぶもんだから、なんだかまぎらわしいんだよぉ^^;

さきち・: まあどこでもちょっとなじみのないものがあれば、テキトーによその
  国の名前をつけるってわけだ(^益^) そういえば、日本には「トルコライス」って
  のがあるぞ。

トルコ青年: なにそれ?

さきち・: パスタとピラフとフライド・ポークの皿なんだよw どれもトルコと関係ないし、
  そもそもポークをあまり食べないよねえ^^;

トルコ青年: なんでそんな名前がついたんだ?

さきち・: おそらくむかしトルコがどんな国かわからなくて、なんとなく異国的な気が
  したんだろう?^^


     3人が笑っていると、おっさんは出ていった。。。


トルコ青年: へえ、そのあたま、自分で剃っているの?

ケビン: そうだよ。

トルコ青年: 毎朝だと大変だろう??

ケビン: まあそうかなぁ・・・。

トルコ青年: イギリスの床屋って、高いのか???

ケビン: ・・・


箱根の露天風呂で、思わぬ楽しい国際会議が開催されたのでしたw(^益^)w



さて風呂のあとは夕食です^^
ケビンは彼女にビールを注いでもらって照れております(^益^)



スーパー豪華な料理が並んでケビンの目がテン!
鯛の御頭付きにも感動だが、イクラもウニもミル貝も、なんでも「うまいっ!」と
食べました^^

ケビン、どの魚がうまい?

う~~ん、どれもいいけれど、マグロが感動的だなぁ。英国でマグロ(=ツナ)というと、
缶に入っていてマズイからなあ。

あー、あの猫のエサみたいなやつね・・・。


ツナ缶とトロと一緒にされてもねェ~~(^^)いくらなんでもサ^^;