早朝、ケビンは帰国の準備を終えました。
このマンション生活ともお別れです。小旅行に行くたびに、ここに戻ってくると
「ああ自分の住処に帰ってきたんだな」と思えるほど愛着も湧いてきたのです。
来るときはワクワク、ドキドキ。でも帰るときはとてもしんみり。。。
そういえば、オレが英国から帰るときも、ケビンは最後の夜に来てくれて、
とても悲しい別れをしたんだっけなあ・・・
この道も何度通ったことだろう。ケビンは最後に振り返っていました。
朝早いので、駅前にある24時間営業の松屋で牛丼を食べました。
最後まで日本の名物を楽しんでもらおうと。。。
箱根に同行してくれた後輩も、休みをとって成田まで行ってくれました。
ケビンは嬉しかったはずだけど、やっぱりあまり笑顔にはなれないようでした。(´;д;`)
いよいよ登場口に来てしまいました。
いままで何度もこの通路を通ったことがあるけれど、
それは自分が出発するときばかり。
それがここでこんな別れを経験することになるとは・・・w(;;)w
何度も話したことだけど、これは「終わり」ではなくて、「始まり」なんだよ。ケビン。
来る前はためらいや不安があって、来日はとても無理と思ったこともあったねえ。
でも、楽しかったろう?
来てもうすぐに、「今度きたときは・・・」なんて言うもんだから、
ふたりで大笑いしたなあ^^;
おもいきって冒険してみると、いいことあるじゃないか。なあー!
餃子も蕎麦も、キュウリの一本漬けも、
回転寿司も焼肉も、とんこつラーメンも、
こんど来たときにまた順番で全部食べようぜ。
英国でへこんだときも、地球の反対側で
こんな世界もあるんだと思い出してくれよ。
奈良の鹿も、法隆寺の案内のじーさんも、
京都のおさるも、
和歌山の係長も、
京都に来てくれた○○さんも、
箱根に来てくれた××さんも、
きっとみんな待ってるぞ。
だから
きっとだぞ。。。