子供の頃、電車の路線図を見て、「ここは何だろう?」と思ったものです。鶴見線。
大人になったら想像がつきます。京浜工業地帯の貨物線では?
いまは便利で、すぐに調べることができますね。開業当時は私鉄で、「鶴見臨港鉄道」
という名だったそうです。この路線は埋立地に作られたので、最初は地名がなかった。
なので実業家や土地の所有者の名前が駅名になったんだって。
「鶴見小野」は小野さん、「武蔵白石」は白石さん、「浅野」や「大川」は浅野さん
大川さんそのまま、「安善」は「安田善次郎」さんの土地だったんだってさ~w
山口百恵だったら「山百」、ジャイアント馬場だったら「ジャイ馬」になったのか?
というわけで、鶴見線の探検が始まります(^益^)b
かつてはこんな電車が走っていたそうです。
鶴見駅で京浜東北線から鶴見線に乗り換えます。
このようにここはターミナル。東京近郊では珍しいよね。
日中は20分に1本。車両は3両だ。
お隣の「鶴見小野」。なんかいきなり田舎になった雰囲気。木製の柱だよ。
2駅も進むと、住宅がなくなって、ご覧の通り緑が豊かになります。その向こうは
もう工場が並んでいるのです。
線路が枝分かれしていきます。あちらの路線には駅があるわけではなく、工場への
引き込み線なんです。たまにしか走らないようで、線路に草がはえていますね。
ローカル線の駅みたいー。これが品川と横浜にはさまれた土地だとは思えぬ。
おおお、工場が目の前だ。首都圏の多くの工場は他のアジアの国々に場所を移し、
かつての湾岸工業地帯は「ベイエリア」などと呼ばれてタワーマンションが
乱立しておりますが、ここらにはまだたくさん残っていたのですねー。