バスは勝浦に到着しました。このときは曇っていますが、晴れたり曇ったり。そして
ものすごく暑い。35度は超えていますね。灼熱地獄で息も絶え絶え歩く。
外房線は複線なのですね。むかしよく乗った内房線は単線だったような。まあどちらも
ローカル線です。道路も狭い片道一車線なので、むかしは夏などはずっと混雑して
いました。いまはだいぶ高速もできてアクセスが早くなったようです。
駅前から少しはずれた住宅街に、お食事処「欅」があります。ほとんど地元の人しか
いかないようなエリアにあります。いまはネット検索で「勝浦」「ランチ」なんて
キーワードを入れれば、食べ物の写真や営業時間、地図も出るので便利ですよねー。
というわけで、こちら珍しい「タンタン焼きそば」です。あんかけ風で担々麺の味。
勝浦は、なぜかあちこちに「担々麺」なのです。ここの食堂もメニューには担々麺、
坦々つけ麺、そしてこの坦々焼きそばのラインアップ。私のような風来坊がふらりと
立ち寄ることは少なく、ほぼ常連でもっているようなこの店、タンタンづくしで
飽きられないのかなぁ。このとき、客は他に地元の労働者が数人でした。
さてさて、ホテルのチェックインまでは時間があるので、八幡岬に行って海でも
眺めようかと考えました。歩くと1時間はかからないくらい?しかし気温は高く、
じりじりする日差しのなかを歩くとオーブンのなかにいるようで、日陰を選んで
歩きたいほど。これで往復2時間を歩くのは無理かもしれない。
常に歩く俺のポリシーに反するが、行きはタクシー?駅前に観光案内所があるので
入ってみました。(建物の中は涼しくて楽だー)するとちょっと先に、レンタサイクル
があるとの情報。それなら楽だな!
行ってみると、マウンテンバイク500円、電動自転車1000円でした。普通なら迷わず
安いほうなんですが、マウンテンバイクだとヘルメットをかぶらなければならないとか。
麦わら帽子ならいいけれど、こんな暑い日にはムレる。なので1000円払う。
電動自転車でよかったー。なにせ山道も通過できる。こんな日差しの中を、坂道を
ヒイコラこいで行ったらたまらんもんなあ。電気の力で坂もスイスイ。佐田岬を
思い出すなあ。
こんな高い所まであっという間。風を切って気持ちがいい。
歩くと1時間の距離は、自転車でスイスイ行けば10分なのだ。ここは八幡岬公園。
だ~れもいません。こんな日差しのなかで遊んでいたら、子供もみんな熱中症になって
しまうでしょう。腕や肩がじりじり暑い。いや、痛い。ジーンズがベタベタとまとわり
ついて歩きにくい。全身に汗がしたたる。
岬の先端に着きました。ありがたいことに日陰があります。荷物を置いて、椅子の上で
靴を脱ぎ、ハンカチで額の汗を拭うとびっしょりになる。しかし風が強いので、ハンカチ
の隅をつまんでバタバタバタとはためかせると、すぐに乾いてゆきました。