さてビイルを飲んでブタ肉塩焼き定食を食べ、そのあとまたナイスなロウカルレストランで
コフヒーを飲んで一服。余は満足状態でいすみ鉄道へ乗る。「いすみ」は「夷隅」と書き
ます。JR大原と同じ駅舎ですが、別会社なのでお隣のほうへ行くという感じです。
いすみ鉄道のおばちゃんは、JRと違って親しげに声をかけてきて、いすみ鉄道グッズを
紹介したり、記念乗車券を出してくれたり、とてもフレンドリーです。ちなみに「あ~
人が来てよかった~」とつぶやいていました。誰も乗らないときがあったりするのでしょう。
応援の意味を込めて、「ベビースターラーメン・勝浦タンタンメン風味」を一袋
買いました。
内陸部に入ると、あっという間にこういう風景に変わります。これって何か作物を
作っているわけではなく、なんとなく手付かずになっているってことかしら。もちろん
土地の持ち主はいるのでしょうね。。。
駅舎というより、バスの待合所くらいの感じですね~。
運転手さんのアナウンスが入り、「右手にムーミンがお迎えします。ご覧ください」と
説明が入りました。子供が喜ぶ?しかし近年はアニメもやってないし、原作を読んでいる
人も少なかろう。ちなみに原作は北欧特有の暗さに満ちており、若干気味の悪い妖精の
物語なんだがなあ。
「沼が見えます。スピードを落としますので、写真の撮影をどうぞ」というアナウンス。
せっかくなので、ご指示に従う。
「沼のほとりに美女が立っている伝説があります。運が良ければ見られることがあります」
というアナウンスをして、年に何度かホントに千葉美人を立たせておいたらどうだろう。
息絶え絶えのローカル線に乗客が増えねえか?「美人」つったって、地元のおばちゃんを
向こう向いて立たせておけばいいんだって。(^益^)b
このコンクリートの劣化具合、雑草の生え方、いいでしょう?(^益^)b
素晴らしい緑の絨毯!
実は千葉は質の良いコメをたくさん作っています。「こしひかり」だとか「あきたこまち」
だとかいったブランドには縁がありませんが(そういう売り込みをする気がない?)、
千葉の親戚からもらったコメは、様々なブランド米よりワンランク上の味わいなのです。
ちなみに、この味わい深い1両のローカル線は、こういう開けたところをゴトゴト走って
いる姿がとても絵になります。だからあちらからこちらを撮れば良い写真になるのに、
乗っているもんだから風景だけしか撮影できないのですー。
「いすみ鉄道」で画像検索してみると、とってもきれいな写真が沢山出てきますよ^^
止まっているやつがありました。ドアの感じを見ると、もうお役御免になった車両かしら?
それにしては朽ちていませんけどねェ。
ずっと外を見ていて、カメラをパシャパシャ。観光客まる出し^^;
たまにこちらに向けてカメラを構えている「撮り鉄」君を見ました。2~3時間に
1本ですから、じっと待っていたのでしょう。
川面の色合いが、印象派の絵を思わせますねェ。これからここを「ルノワールの渓谷」
と呼びませんか?(赤シャツ風)
こんな渓谷を見ると、東京から1時間ちょっとで来られてしまうとは驚きですよね。
さて大多喜で降りて街の散策。しかし「デンタルサポート」ってナーニ?調べて見たら、
「ネーミングライツ」だそうです。あー、宣伝ね。。。 「福岡ドーム」が「福岡
ヤオフクドーム」になったような。名前つけるだけで金になるっつっても、なんか
消費者にとってはまぎらわしいし、うざいね。うざいCMを見させられると、覚えて
おいて「そいつだけには金を使わねーぞ」という気になりますね。しかし駅につけ
られてしまっては抵抗のしようがない。「ソフトバンク浅草」とか、「高須クリニック
鶯谷」なんてつけられたら、日々不愉快になってたまらんよなあ。