さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

大原 源氏食堂

2017年08月19日 | 関東甲信越



勝浦の朝を迎えました。列車の時間まで、しばし海辺を散策。台風が通過しているので、
海が荒れていますね。



おう、複線になった記念の碑が立っておる。



日差しが強い。なんでこんなホームのはじっこの、日当たりの良い所に立っているかと
言いますと、こういう田舎の駅では、はずれに灰皿があったりするんだよ。冬の木枯らし
が吹きすさぶとき、夏の灼熱の太陽が照りつけるとき、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、
煙草を吸うのがスモ~カ~♪

ところで、あの旧式の味わいある待合室の中は日陰だけれど、すんごく暑いぞw



というわけで、外房線をしばらく北上して大原に到着。ここでローカル線のいすみ鉄道に
乗り換えるのです。



駅からすぐの所に肉屋があり、その隣が食堂になっています。これが調べてみると、
「孤独のグルメ」のテレビ撮影に使われたとのことで大変な話題になったとか。

ネットの口コミでは、こんな寂れた田舎の食堂が超満員になり、外に行列ができた
とかいって、その画像がアップされている。ランチがあまりにも忙しくなり、夜の
営業をやめるようになってしまったとか。

並んでまで食べようとは思いませんが、偵察に来てみると開いている。だってまだ
10:30ですぜ。フツー早くても11:00ぐらいの開店でしょうが、もしかすると
あまりの混み具合に時間を早めたとか?ま、こちとらホテルは素泊まりで朝から腹が
減っているので、開いているなら入ってみましょう。



おお、昭和の風情。客は誰もいない。こりゃいいねェ。



混んでいるときには、ぎっしり相席なんだろうけれど、いまは贅沢にも俺ひとり^^



左の鏡も古いですが、上の窓をご覧ください。波打っているんです。古くていいねえ。



ひとり優雅にビールを開ける。つまみにハムが出てきた。肉屋が営業しているだけに
その味もイイ。

聞いたことがあるのですが、テレビなどで紹介されると怒涛の如く人が押し寄せ、
連日長い行列ができたりする。すると常連さんは来なくなる。テレビの影響は何か月も
続くことはないから、そういう店は急に客足が遠のいたりするとか。もしかすると、
この店もそんな感じでブームが去った時期なのかしら?



「ブタ肉塩焼きライス」を注文しました。ううむ、確かに肉屋併設だけあり、ごっつい
肉が出てきました。こりゃ旨い。

ネットで「孤独のグルメ」、主人公がこの食堂に来る回を見ることができました。
にゃんと俺と同じものを注文していました^^; おっさんがひとりでひたすら旨そうに
モリモリ食べるだけの番組。「おお、これだよコレ!」とかいうモノローグがずっと
続く。長い長いCMを見ているよう。しかも「グルメ」が好きな連中が見る番組なんだ
から、効果は絶大だろう。でも俺は混んだ店や行列に並ぶのは嫌だなあ。