さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

函館山を徒歩で登る

2022年03月31日 | 北海道シリーズ


まだ夜の灯がわずかに残っている明け方5時。こんな時間に目が覚めたのは、昨夜
飲み過ぎてホテルに帰るなりバタリと寝てしまったからだ。枕元には夜中に何度か
飲んだ水のペットボトルがほぼカラになっている。

そういえば変な夢を見た。見たこともないバーのオーナーに「昨夜は飲み過ぎて
すみませんでした」と謝ると、「いやあ私だってひどいことになった経験もありますし」
とか言われている。連日飲んでいる設定で、失態をしでかしたのを否定せず?!
まあいい。今夜も飲むぞ!


やたらに電気製品やコードを持ってくるようになったもんだ。PCにスマホに、今回から
本は持ってこずにKindleにした。旅が長くなると本の量も増えて重くなるからなあ。
フィリパ・ピアスの『トムは真夜中の庭で』は児童文学の傑作。西村賢太の『苦役列車』
はまた濃いドロドロ小説。どちらも面白いが、灼熱の砂漠と冬の北極圏、寿司とキムチ
鍋、室伏広治と江頭くらいの違いがあるなあ。
Amazonは嫌いで、できるだけ使わないようにしているのだが、Kindleのいい所は
旅先で検索・購入・ダウンロードをすれば、本を追加できるところだ。あと薄暗い
部屋でも明るく読めるところか。


さてさて函館山へ出発。道路に雪はなくなっている。山は大丈夫かな?


道路の左側に、汚れた山があるでしょう?あれが雪の最後の残骸です。


コロナのおかげで旅行者が激減し、ロープウェイは夕刻の日暮れ時まで止まっています。


というわけで登山道へ。1時間くらいで山頂に着くとか?こんな道なら楽そうだ。


少し雪があるが、特に歩くには問題ない。しかしこれは杉???


だいぶ登ってきて100mまで来たが、まだ1合目?たしか山頂は9合目だったようなw
少し心に響くw


やっぱり杉でしょコレw スギ花粉から逃れて北海道までやってきたっていうのに、
杉並木かよっwww 花粉飛んでないのか???


登ってくると、だんだん雪道になってきた。革靴でバーに行くような格好なんです
けど俺ーww ちなみにすごいスピードで降りてくる奴と、サッサカ追い越していった
奴がいるんですけど、どちらも登山フル装備でした。やっぱりまずかったか?


だんだん雪山登山の様相になってきた。柔らかい新雪の上を踏むと、靴がズボッと
雪にめり込み、靴に雪が入ると冷たい。チラホラと登山者はいるが、道はそれほど
踏み固められてない。ここまで来て途中で降りたくはないからなーw


だいぶ頑張って、頂上が見えてきたよ。なんとか最後まで登るぞォーw