さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

まったり函館 図書室に

2023年03月03日 | 北海道シリーズ


朝に目が覚めて、別に急ぐ用も何にもないのでもう一度寝たりして、ようやく起きて
朝だか昼だかわからない食事をしようと外に出て、ラッキーピエロにしてみた。
左のやけに派手な看板の、北海道の名物です。アメリカのチェーン店は嫌いなので
ハンバーガーはほとんど食べませんが、ここは抵抗なく入れます^^;


既に観光客で満席。俺のあとから来た人たちは待たされていました。注文したのは
「生ベーコンエッグバーガー」。マスクをしないと入れないのに、みんな食べるときは
マスクをはずしてワイワイしゃべりまくっています(いちおう黙食推奨で、話すときは
マスクをしよう、と書かれていますが、誰も守っちゃいねえ)。これもそろそろ
終わるかなー。


少し散歩してみる。ここには観光客として何度も来たが、そんときゃ限られた時間を
無駄にしないようにスケジュールを考えるので、滞在となると流れる時間が違います。


有名なココ。やはり途切れなく写真を撮ってます。カポーが多くいやがりますw


図書館に行ってみました。小さい分室なので、「図書室」といいます。新聞が読み
たかったのですが、驚いたことに北海道新聞と函館新聞の2紙、ローカル紙しか
置いてない!JRの廃線だとか企業誘致、札幌の新球場建設の話など、それなりに
興味深いものもあるのですが、そんなんばっかりだからなあ。。。


買おうと思っていたイシグロの新作があったので、それを読む。タダだし家に本が
あふれないし、図書館いいねえ。東京に住んでてこちらにはマンスリーマンション
だから借りられるのか微妙なので、どうせ散歩がてらに来るわけだからここに
通って読むことにした。

主人公は人工知能を搭載した友達ロボット、クララ。最初AF と出てくるので何だ?
と思いましたが、読んでいるうちに「ロボットのお友達」ということがわかって
きたので、Artificial Friendだと気づきました。

ちなみに昔、酒で同席した女性が突然AFと言い出し、しばらくしてそれが黄門成功
だとわかって苦笑した記憶があります。。。

話は戻って、この物語は少女たちの友情を描いていますが、前作の過去の記憶が
消されていく「忘れられた巨人」、前々作の臓器を提供させられる運命にある
クローン人間の話「わたしを離さないで」と同様に、読みごたえはありますが
実に重く暗いテーマで、心にこたえるぞw