木古内から松前に向かうバスで、福島(福島県じゃないよ)で途中下車して「横綱
千代の山・千代の富士記念館」にやってきました。このお二人は福島出身で、私は
千代の富士のファンだったのです。
どちらも小兵で、技とスピードで横綱まで登りつめた二人がこの町の出身です。
ボタンで選んで、いろんな映像を見ることができました。
千代の富士は体脂肪率が1ケタという筋肉質。子供のころから船に乗って漁の仕事を
手伝っていたので足腰が強く、スポーツ万能で足が速かった。それが相撲取り!
名大関だった先代貴ノ花をやっつけたときには「マジすか?!」と思いました。
貴ノ花も小兵でしたが、さらに小さい。
当時最強だった北の湖、この「憎らしいほどに強い」と言われた大横綱を優勝
決定戦で、上手投げで手をつかせたときは信じられない思いでした。
幕内最軽量の千代の富士が、最重量の高見山を相手にしない! 「小さい」と
いったって、身長は183cm、体重は筋肉質で120㎞超えの、普通なら「大男」
なんですが。
鋭い目、ものすごいスピードと腕力、切れ味鋭い技で、「ウルフ」と呼ばれて
いました。
優勝31回もすごいけれど、53連勝というのがものすごい。1場所15日ですから、
全勝優勝3回でも45連勝なんですぜ。
強くてカッコよくて、小さい体で大きな関取をバッタバッタとやっつけるもんだから
大人気の横綱でした。
土俵があって、過去の映像を見られました。
もう30年以上も前のことか~w