渡ってきた赤鉄橋をあとにして、四万十川を上流に向かって自転車を漕ぐ。
最初の川沿いの道はこんな感じ。少し上流で工事をしているらしく、何度もでっかい
トラックが通り過ぎて行きました。北海道の青い池に向かったときのように、道は
とっても快適ですが自転車で行く人は全然見ません。全くの貸し切りみたいだ。
自転車だと速くて実に快適。いつもは先の見えない長い直線をとぼとぼと歩いて
いるからなあ~。風を受けて走ると気持ちが良すぎて鼻歌が出るぞ。
右側には四万十川。
山道に入るとこんな風景。路肩にガードレールがないので観光案内所の人が
「山側を走って下さい」と注意してくれました。
走りながら撮影したのでブレてます^^;
ここは途中にあった展望台がある休憩所。だいぶ来たのでひと休み。その瞬間、
雨が少し強く降ってきました。恐ろしいほどにタイミングがいい。屋根の下に
座ったら降ってきたんですよ。まあこの自転車に乗る日に雨が降るんだから運が
いいとも言えないが、雨をよけるところがな~んにもないところを走ってきて、
偶然休憩所があったところで降り出すなんてw
10分ほどで雨は止んだのでまた出発^^ 座ってたら蚊に刺されました。都会の
マンションでは蚊がいないので、とっても久しぶり。そういえばコンクリート
ジャングルでは蚊も蠅も、ゴキブリもいなくなってるからなあ。ついでにハト、
カラス、スズメさえも見なくなって久しい。それってどうよ?
最初の沈下橋に到着しましたー。案外あっさり着いたぞ。さすが電動アシスト自転車。
これは佐田沈下橋と言います。
正式には「潜水橋」って言うとか? 「必ず自転車を降りて歩いて下さい」と
言われてました。転落事故があるのでしょう。「生活道路ですから車が来ることが
あります。譲ってはじっこに立って下さい」と言われましたが、滅多に行き交う
こともなさそう。
大雨で川が氾濫したときに沈むのです。水を遮らないから洪水が起きても崩落する
可能性は低いし、もし崩落しても修理は簡単、安く済む。いいことづくめですが、
人が転落する危険は増しますね。知り合いの女性にこの画像を見せたら「私は
恐くて渡れないかもw」なんて言っていました。そしたら「俺が手をつないでて
あげるよ♪」なんて言えるし、女性のほうも恐くなくたって「コワイ~♪」なんて
フリも出来るからいいことづくめじゃん(^益^)b
ま、氾濫してないときは穏やかな川です。
渡った向こう側から見たら橋桁が青い。上流に向かっていくつも沈下橋がありますが、
みんなそれぞれ違う雰囲気なんだって。
しかしこれが水没する程に川が氾濫するって、どんだけ虫が死んじゃうことだろう。
だからそれが流れてくる河口には魚が集まるのね。それを獲って酒場の刺身盛り合わせ
ができるのね。刺身には酒を合わせるので、俺みたいのが毎晩酒を飲むとーw