
昨日ブログ仲間の「あんちゃん」さんから、「大きな古時計」の訳詞者である詩人保富庚午さんの事を「千里山人(ちさとのやまひと)」に推薦して頂くコメントがありました。同じようなお考えの方がいらっしゃるのは非常に嬉しく、又心強いことだと思いました。
と言いますのも、このブログの初めの頃にも少し触れましたが、千里山.NETの歴史・文化コンテンツとしても、「大きな古時計」の訳詞をされた保富庚午さんの事は是非大きく扱わせて頂きたいものと考えていたからです。
保富庚午さんは
千二小学校13期卒業生であり、当時の同級生や妹さんのお友達など、たくさんの千里山の方達が今もご一家と交流を続けておられます。僕がこの事を知ったのは、千里山まちづくり協議会が発足し、そのオリエンテーションが行われた時に、或る女性の方がパネリストとして千里山の想い出を話された中でのことでした。瞬時に思ったことは、千里山という街のアイデンティティーを考える時に、保富庚午さんの「大きな古時計」はイメージ・シンボルとして、将来千里山の大きな宝物になってくれるに違いないという確信でした。その時のお話では「大きな古時計」を作る時に、保富庚午さんは幼少期を過ごされた故郷の千里山の自宅洋館を思い浮かべながら訳詞をされたという事でした。
「大きな古時計」は、何代にもわたって大切なものを受け継いでいく心や、家族の中をゆっくり流れる時間、その時計が置かれているであろう豊かな生活空間など、これからの時代の夢価値を象徴しているように思われる素晴らしい詩です。それは多感な保富少年の目に映った当時の千里山の佇まいに通じているし、又これからの千里山のあるべき街のイメージにオーバーラップしていきます。言い換えると、古き良き千里山と、新しいSENRIYAMAを同時に見渡せるものだとも言えるのです。
千里山.NETは新たな企画として「保富庚午-大きな古時計-展」を提案したいと思います。具体的には多くのご友人も参加されている千里山まちづくり協議会のプロジェクトとしても位置づけて貰い、千里山商栄会など多くのご協力も頂きながら、夏か秋に千里山図書館で開催できればと思っています。それは同時にグランド・オープン予定の千里山.NETでも広くWEB発信して、長く千里山活性化にも繋がるものにしていきたいと思っています。
千里山.NETのWELCOME画面で
「大きな古時計」のオルゴールを使わせて頂いたのも、実はそういう夢価値を現したかったからでした。多くの方のご賛同が得られる事を願っています。
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【追記】地元千里山にお住まいの高三のkumaさんから貴重な追加情報をコメントして頂きました。『大きな古時計』などの著名なJ-POPアレンジャー&ベーシスト
亀田誠治さんも実は千三小学校出身で、そのブログにも千里山に帰省されていた時のスナップ写真が載っています。