千里山ブラウズ

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週刊誌

2009-08-17 00:10:53 | Weblog
 このお盆休みはかなり週刊誌が売れたのではないかと想われます。話題としては衆議院選挙と酒井法子や押尾学両容疑者の麻薬関連と大きな興味を引くものが2つありました。新聞やテレビなどの主要メディアは中立を標榜する立場から(厳密にそうかは別にして)、それぞれに余り踏み込んだ情報を得ることは難しいので、最近ではネットや書籍・雑誌の方がより正確なことを掴みやすいと考える人達が多くなっているように感じます。
 『週刊現代』(8/22/29)には衆議院選挙への雑誌独自のアンケート調査結果が載っています。それによりますと民主党390議席に対して、与党の自民党が44議席・公明党9議席という驚くべき数字が出ていました。しかもその内の比例による復活当選などが与党それぞれ41議席・8議席ということで、地方区は与党の壊滅状態が予想されています。一人だけが勝ち上がる小選挙区制が、いかにその時の“風”に大きく影響される制度かということが分かります。これらの数字は新聞やテレビ報道を見る限りでは、まだ一般には大きく伝わっていないと想われます。
 薬物問題の方では酒井法子容疑者がアジア的にも人気のある有名タレントで、ドラマなどで演じていたキャラクターも正反対のイメージがあり、実体とのギャップが余りにも大きかったことが騒動の原因になっていると想います。しかしネット情報の世界では既に何年も前から、薬物使用(覚醒剤だけではない)の証言や憶測が飛び交っていたことも事実です。中傷や無責任な噂の面で問題があるのは確かですが、ネット情報の正確さが認識された事件でもあります。裁判員制度の広報映画『審理』に主演させたり、商社出資でファッション・ブランドを展開したり、またトヨタやノーシン(頭痛薬)などテレビCMに採用した企業には、そのようなネット情報を検索し危機管理する意識が欠落していたというしかありません。これから芸能情報記者の仕事が一つ増えそうです。
 上記2つの話題に隠れていますが、写真の『三菱自動車のEV(電気自動車)』に関する記事も興味深いものでした。「電気自動車の課題は“電池”につきる」と改めて書かれています。普及のポイントとしてブルーレイ戦争のような電池の規格統一問題もあるようです。

【追記】大手広告代理店ではクライアントからの危機管理の要請に応えるべく、既に違法薬物にグレーな芸能人のリスト化を始めた模様です。ドラマや映画なども逮捕者が出れば一発で終わりとなることから、CMだけではなく急にテレビ番組などから姿が消えるタレントも増えそうです‥‥「日刊ゲンダイ(09/8/22)の記事より」