千里山から程近い江坂にあるアコースティック専門ギターショップ「ドルフィン・ギターズ」とは、オーナーが以前勤めていた梅田のナカイ楽器の頃からいろいろお世話になっていました。独立されてギター雑誌などにもこだわりのお店として紹介され、全国的に知られたアコースティック・ギターショップになりました。
今回は数年前にドルフィン・ギターズで購入していたギルド・ギター(LTD S4CE ナチュラル)を買い取って貰うために訪れました。このギターは雑誌で見てわざわざ取り寄せて貰いながら、結果的に殆ど使わなかったので処分することにしました。ボディーが薄く作られている分音量も抑えめで、マンション内でソファに座り気軽に使いやすそうに感じたからですが、逆にそのことが物足りなく感じられたのが手放す原因です。メリットが反面デメリットにも変わるということなのでしょうか。
久しぶりにエレベーターでテナントビルの5Fに上がっていくと、買った時より売り場が広いフロアに移転しており、特長のある輸入や国産ハンドメイドのアコースティク・ギターがたくさん並んでいます。
初めてお会いした担当のMさんも気さくな感じの人で、査定をお願いすると昨日メールでやり取りしていた価格で概ね買い取って貰えました。もう一本15年程前に難波で買ったOVATIONのガット弦ギターが不用になっていて、それも次の機会に手放す相談までして帰りました。ギターなど趣味のものはついつい数が増えてしまうものです。やはり手放すときは想像以上に安くなってしまいますが、今後も使わないのであれば誰か別の人に渡った方がギターも幸せだと思います。