新型インフルエンザの第2波流行が宣言されましたが、5月の時とは違って街中でもマスクをしている人は数えるほどです。感染数も桁違いに多くなっていますし、プロ野球チームやアイドル少女グループなどの“身近な”人達も罹っているにも係わらず、余り不安な感じにはなっていないのが不思議です。
重い持病を抱えた方達の重症化や死亡例の報道、また子供の場合には脳症に注意する必要があると言われていますが、直接自分の身にはそのようなことにならないと念じているのでしょうか。タミフルやリレンザという特効薬が安心の元だと想われますが、やはり残暑の候に高熱を出すのはかなり辛いものがあります。
さすがに僕もこの季節にマスクをする気にはなりませんが、ただ手洗いとうがいだけは予防として続けようと思っています。それに加えて下記のことを想い出しました。これは今年の1月の記事に後で追記した、NHK「ためしてガッテン」(09/2/4)のインフルエンザ緊急特集(もちろん従来の季節型インフルエンザについての番組でしたが)で放送されたものです。皆さんも実行してみられてはいかがでしょうか。
【追記】先日、NHKの「ためしてガッテン」が緊急特集ということで、インフルエンザについての生放送をやっていました。
その中である老人ホームで、歯磨きをきちんと励行することによって、インフルエンザ発症を1/10に減らすことができているという情報が番組の最後の方にありました。
人体は喉の粘膜でウィルスを捉えて防御するのですが、その粘膜が口腔の雑菌などにより傷んでいるとウィルスに簡単に細胞に侵入されてしまうので、歯磨きが大切なインフルエンザ予防法なのだそうです。
同時に舌の苔にも雑菌がたくさんいるので、それを取るのも非常に有効だということでした。
歯磨きは歯茎と歯の間の歯垢が付きやすいところを丁寧にということでしたが、1/10というのはすごい予防効果だと思いますので、早速この季節は特にそういう意識でもやることにしました。この情報ってもっと広げて行っても良いのではないでしょうか。