冬の朝の日射しは高度が低いので、午前中の僕のデスクの上に10時近くまで差し込んできます。またパソコンを窓外に向けて置いているので、ブラインド越しに眩しい光が目に入り困っています。もちろんブラインドはこんな時の為にあるのですが、朝からブラインドを閉めてしまうのは嫌なので、その間は顔に当たる日光を感じながら過ごします。
今朝は昨夕の俄雨の後の冷たい風を忘れさせる青空でした。布団類をベランダに干した後で暫くぶりに鉢植えの植物に水をやっていると、1階なのでマンションの管理人さんと目が合い挨拶を交わします。回していた洗濯機が終了の合図をよこしますが、布団が湿るといけないので午後から干すことにして、先日買った作曲の本を今日読み切ってしまおうと部屋へ戻りました。
最近、毎月のように作曲の参考本が出版されているような気がします。もしかして一つのブームのようなものが、世の中に起こりつつあるのかと想像しています。ほとんどの本の前書きで「鼻歌から始めよう」的なことが書かれていますが、そんなに多くの人達がスケッチ教室で水彩画を手習うように、オリジナル曲を作りたい歌いたいと思い始めているのでしょうか。
そういう僕も今『Winter Serenade』というオリジナル曲を仕上げに掛かっている最中で、つい冬の季節に敏感になろうとしてしまいます。絵を習うと形や色彩によく気が行くのと同じように、きっと歌作りもそれを通じて生活や人生を豊かにしてくれるのだと想います。
※ 「鼻歌から始めよう」と説く一方で、プロの作曲家は毎日3曲一ヶ月で100曲ほどの作品を作るとか、「じゃ、明日までにデモ・アレンジ20曲ね」と言われると書かれていました。デザイン・ラフを明日までに何案かということはありますが、音楽ではもちろん僕にはとてもそんな芸当は出来ないことで、今年も寡作で12曲しか仕上がりませんでした。でも、すべてその時々に愛着のある作品にはなっている積もりです。
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