今年のクリスマスイブは身体の芯まで冷える夜となって、通り過ぎる人の姿も気持ち前屈みになっている感じでした。
僕はここ何年か、イブの夜は千里山キリスト教会で行われるキャンドルサービスに寄せて貰っています。終わった後に供される温かい善哉(写真)が楽しみというのもあるのですが、信者さんに混じって厳粛な雰囲気の中で、2000年前のキリスト誕生の物語(『ルカによる福音書』2章1~20節)を、吉川牧師の素晴らしく良い声の朗読で聞かせて貰うのが、こころ癒される感じで好きなのです。
今年のキャンドルの灯りで歌う賛美歌の伴奏には、信者さんの弾かれるいつものオルガンの他に、学生服を着た若者のクラリネットが加わり、少し格調のあるものになりました。『きよしこの夜』や『あら野のはてに』など、賛美歌の幾つかは一般人の僕らにもお馴染みのもので、キーが高くて喉が少し痛くなりましたが、久しぶりに皆さんと声を合わせる楽しさがありました。
一般住民の中に、仕出し屋食堂「魚伊」でよく一緒に昼食を食べているKさんが、お孫さんと一緒に来られているのが見えましたので、善哉を仲良く食べておられるところを写真に撮ってあげました。また印刷してお渡しします。