千里山ブラウズ

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アップルとビートルズ

2010-12-10 00:01:01 | 作詞・作曲

 アップルのWEBサイトでビートルズの楽曲がiTunes Storeに登場したことが大きくキャンペーンされています。
 ビートルズが作った音楽関連の会社アップルと、アップル・コンピューターの商標権争いが始まったのは、iPodが大きな人気を博しそれまでのCDに替わってiTunes Music Storeの音楽配信が世界を席巻した頃からです。その後、後者がアップルだけの社名に変更すると、事業分野も重なってくることからいよいよ激しさを増していました。その争いに決着が付きようやくビートルズの楽曲が購入できることになったのです。
 また、タイミング的に昨日はジョン・レノンが凶弾に倒れて30年になるということで、テレビ朝日「報道ステーション」の特集で軽井沢での在りし日のジョン・レノン一家の様子が紹介されていました。オノ・ヨーコさんという日本人の妻を愛されていたので当然とはいえ、日常生活にもそうとうな親日振りが窺えるものでした。
 そして僕も最近ビートルズの全曲の作られた時の様子や、意外なエピソードが綴られて興味深い『ビートルソングス』(新装版)を読み返しています。20世紀アメリカのソングライター達を紹介した別の本の解説に、日本の楽曲作りの環境は作詞・作曲・アレンジなどが分業体制的になっているのに対し、欧米では一緒に共同制作することが普通であることが書かれていました。
 ビートルズの楽曲もいわゆるバンド的に作られ、同じように作詞・作曲のクレジットも曖昧な部分が多くあるようです。何となく日本の曲作りより欧米のスタイルが、自由な発想や楽しさを表現できそうな感じがします。
 
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