千里山まちづくり協議会が企画制作していました、まちづくり作法集Ⅱ『千里山の暮らしと住まい 集合住宅を考える』の完成披露を兼ねて、「作法集と千里山を語る会」が12月11日(土)午後2時から千里山会館で開催され、あいにくの冷たい雨模様にも拘わらず熱心な方達が参加して下さいました。
先ず、制作プロジェクト・メンバーを代表して高津章雄さんにより、まちづくり作法集Ⅱの企画意図とその内容が詳しく解説されました。
続いて吹田市都市整備室の景観担当者から、市政における景観づくりについての経緯や取り組み、そして景観を守り創っていくための条例などが説明されました。
吹田市ではかつて景観デザイン・マニュアルを主として開発業者向けに作成していましたが、平成21年度には住民の住環境意識の啓発を目的に加え改訂版を出しています。その中で特にA編では漫画イラストなどを使い、誰にでも分かりやすく役立つパンフレットにしているということでした。また最近では「景観カフェ」と名付けて住民フィールドワークも開催し、市内の各地域をリサーチ・ウォークをしているようです。
後半では吹田市景観アドバイザーをされている大阪大学准教授の若本和仁さんも参加され、まちづくり作法集Ⅱをどのように多くの方達に見て頂き、千里山やひいては吹田市の景観や住環境に、主体的に関心を持って貰えるかというテーマも話し合われ、協力して下さるお店の情報やWEBでの広報などいろんなアイデアが寄せられました。
また、千里山の住民だけではなく周辺の江坂の公民館活動をされている方や、建築を学んでいる武庫川女子大の学生さんも来られて貴重なご意見を頂きました。
※ 決定し次第に皆さんにお渡しできる場所なども告知したいと想いますので、その時には1部100円のカンパを頂戴しますがぜひご覧になって下さい。