今日は暦の上では処暑ということで暑さがおさまる時期のようですが、まだまだ日中は残暑が厳しいとの予報です。でもそれでも今朝は窓を開けるとマンションの部屋の中を涼しく微風が通り抜けていきます。
子供たちの楽しい夏休みも後半になりましたが、千里山のちさと図書館のビデオ・ライブラリーで、昭和の田舎の生活がよく描かれた『四万十川 あつよしの夏』を借りて観ました。映画と想っていたのですがネットで検索すると、元は1988年TBS制作のテレビドラマのようです。
もちろん清流四万十川と言えば高知県ということで、そこで描かれている生活風景は隣の徳島県出身の僕としてはとても馴染みのあるものでした。竹筒を沈めておいて鰻を獲り捌いて蒲焼きにしたり、川泳ぎを楽しんだりする光景は遠い走馬灯を見るようでとても懐かしかったです。女先生の家庭訪問や子猫を匿ったりというシーンも自分でも実際に想い出します。転校していく少女に寄せる少年の仄かな想いなども、誰の中にも同じような微かな記憶として残っているのではないでしょうか。
今から24年前とはいえ、お母さん役の泉ピン子さんと少女子役の吉村涼ちゃんの映像的な美しさには、水と緑に囲まれた蒸し暑い四国の夏の風景の中で活きいきとして際立つものを感じました。お薦めします。
・ビデオ[VHS] 『四万十川 あつよしの夏』
子供たちの楽しい夏休みも後半になりましたが、千里山のちさと図書館のビデオ・ライブラリーで、昭和の田舎の生活がよく描かれた『四万十川 あつよしの夏』を借りて観ました。映画と想っていたのですがネットで検索すると、元は1988年TBS制作のテレビドラマのようです。
もちろん清流四万十川と言えば高知県ということで、そこで描かれている生活風景は隣の徳島県出身の僕としてはとても馴染みのあるものでした。竹筒を沈めておいて鰻を獲り捌いて蒲焼きにしたり、川泳ぎを楽しんだりする光景は遠い走馬灯を見るようでとても懐かしかったです。女先生の家庭訪問や子猫を匿ったりというシーンも自分でも実際に想い出します。転校していく少女に寄せる少年の仄かな想いなども、誰の中にも同じような微かな記憶として残っているのではないでしょうか。
今から24年前とはいえ、お母さん役の泉ピン子さんと少女子役の吉村涼ちゃんの映像的な美しさには、水と緑に囲まれた蒸し暑い四国の夏の風景の中で活きいきとして際立つものを感じました。お薦めします。
![]() | 四万十川―あつよしの夏 |
笹山 久三 | |
河出書房新社 |
・ビデオ[VHS] 『四万十川 あつよしの夏』