昨日は立春から数えて八十八夜ということで、ニュースでも茶摘み体験の様子などが放送されていました。例年5月1日~3日頃になります。
「夏も近づく八十八夜~♪…あれに見えるは茶摘じゃないか~♪」と童謡にも歌われているように、八十八夜の頃がちょうど新茶摘み取りの目安となるはずですが、もちろん産地もまた葉種も違うので実際は地域により少し時期は異なります。
僕の故郷である徳島県美波町の義姉は近くの相生町というお茶の産地から嫁いできていたので、季節になるとよく実家から新茶が届けられていました。日常的に飲むのは多くは番茶でしたが、大きな茶袋から一掴みして薬缶の中に投入すると豊かな香りが立ち上りとても美味しかったです。
最近の浜松市の高台斜面の土砂崩れは本当にお気の毒なことでしたが、茶摘み前の丹誠込め手入れの行き届いた畝々の美しさがその痛みをより感じさせました。
※ 写真は茶問屋「宝城屋」のWEBサイトから拝借しています。