千里山ブラウズ

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DJポリスとタイムリーな本

2013-06-12 00:00:55 | お薦めします

 先日のサッカー・ワールドカップ予選のオーストラリア戦後の、渋谷交差点での広報警察官の巧みな話術が「DJポリス」として話題になっています。警視総監賞が検討されているようですし、アメリカのメディアでも採り上げられたらしいです。
 テレビの解説では警察官が「実はサッカー日本代表がワールドカップの出場を決めたことを、自分達も同じように喜んでいるんです」と、水平の目線に立って語りかけたことにより、騒ぎかけていた若者群衆の共感を得たという分析をしていました。
 ところで最近、音楽仲間の一人から『伝え方が9割』という博報堂の有名コピーライターの本を紹介され、千里山駅前の田村書店で探したところベストセラー・ランキング棚に並んでいました。
 早速買って読みましたが、ちょうどタイムリーにDJポリスの話術と重なるものでした。コピーライターと言えばコマーシャルで人の心を商品やサービス購入へと誘うのが仕事です。人を説得する力を持つ言葉を紡ぎ出すレシピを、その経験から誰もが日常生活の中で活用することを提案しています。
 サンプルには古今東西の心に伝わる言葉が使われていますが、その中には有名な歌詞も多く紹介されていましたのでぜひ参考にしたいと想います。

【追記 5.14】その後のニュースでは女性の警察官と一緒に警視総監賞を貰っていました。

 伝え方が9割
 佐々木圭一
 ダイヤモンド社