千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

若きギタリストの友

2006-02-15 00:31:01 | 千里山人(ちさとのやまひと)
千里山西一丁目出身の若きギタリスト井本忠伸君は、現在龍谷大学に通うかたわら、各地のライブハウスでの演奏やギター教室で講師をつとめるなど、これからを嘱望されている才能豊かな千里山人(ちさとのやまひと)の一人です。アコースティックギターを天満俊英氏に、クラシックギターを川上敏男氏に師事しつつも、そのフィンガーピッキング奏法に独自の磨きがかかり、今にわかにその活動が注目を集めてきています。
彼のレパートリーは幅広く、自ら作曲・編曲したものに加えて、お得意のアイリッシュ民謡から、クラシック・ブルース・ゴスペル・ジャズ・スタンダードまで、華麗なテクニックで観客や場面に合わせた多彩な演奏を繰り広げてくれます。それは彼の音楽というものに対する感性と柔軟な吸収力を十分に示していると思います。又、フリートークもなかなか面白く、時にユーモアを交えて話す曲解説などは、いかに彼自身その曲が気に入っているかという事が素直に伝わってきます。ソロ活動を主体にしていますが、バイオリンとのデュエットを楽しんだり、マリンバやベース等とジャジー・バンドを組んで演奏したり、自由なコラボレーションでも魅せてくれます。ギタリストとして大きく飛躍するその基礎の時代を、多くの刺激と豊かな音楽体験を求めて、着実に歩いていく姿に逞しささえ感じられます。
北摂はもとより近畿一帯で幅広く活躍している彼は、千里山では毎年末に『カフェ・ド・ゴーシュ』で開催されているX'mas Concertでお馴染みの方も多いのではないでしょうか? 毎年その成長を楽しみに応援をしている人も千里山にはたくさんいます。ギターという声で彼は何を語ろうとするのか、これからもじっくり聴いていきたいと思います。

追記(2006/2/19):井本忠伸君より応援へのお礼と経歴訂正のコメントを頂きました。彼は既に去年大学を卒業し、現在はart point music schoolでアコースティックギター科講師をされています。

千里山かさじぞう物語り

2006-02-14 00:07:06 | 千里山フェチズム
むか~し昔、せんり山というところに、おじいさんと、おばあさんが、それはもう仲良く暮らしておったそうな。ある日おじいさんは、おばあさんが編んでくれた毛糸のちゃんちゃんこと、マフラーを持って町へ売りに出かけたそうな。それは寒いさむい日だったんだと。おじいさんが風の吹くなかを、どんどん歩いていくと、三匹のサトちゃんがなんにも着ずに寒そうに立っておったそうな。おじいさんは不憫に思い「さむかろのう」と言ったそうな。すると三匹は寒い風のなかでコクリとうなずいたんだと。そこで迷わず、おじいさんは売り物の毛糸のちゃんちゃんこと、マフラーをそれぞれのサトちゃんに着せてやったそうな。
‥‥おじいさんは手ぶらで家にもどるとおばあさんに「おばあさんが一生けんめい編んでくれたものを、わしは勝手にサトちゃんたちに着せてあげてしまった。許せや」とあやまったんだと。するとおばあさんは「おじいさん、それは良いことをなすったのう、こんどは帽子も編まにゃあな」とニッコリしわだらけのやさしい顔で微笑んだんだと。せんり山というところはこういう言い伝えがいっぱいある良かまちじゃということじゃ。

「ココログ」利用ならこの一冊 !!

2006-02-13 00:15:30 | お薦めします
ブログでできる簡単ホームページ作り

成美堂出版

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前回ブログ初心者にはgooブログを推奨するということで、『できるブログgooブログ対応』というブログ解説本を紹介させて頂きましたが、僕の周りの人達にはパソコン通信の時代からnifty贔屓の人も多く、その場合はということで、今回この『ブログでできる簡単ホームページ作り』という本を紹介したいと思います。
ココログは日本ブログ初期にサービスを開始したことからも分かるように、ネット・コミュニケーシヨンの価値と可能性を良く理解していると思われます。又そのユーザビリティーも非常に高く、ブログを作成・活用していく上での様々な工夫では、他サービスに一歩リードの感があります。デザイン・テンプレートの数は少ないのですが、それは恰もカスタマイズがシステマティックに簡単にできる、という事の証しであるかのようです。この本はそのプロセスを一つひとつ細かいところまで丁寧に説明をしていきます(240ページになるのも無理は無いですネ)。しかし、一気に読み進められる一冊です!!
実は僕はメインではgooブログを愛用していますが、ココログも非公開モードにして使っております。デザイン・アイデアなどの整理用WEBスペースとして、ブログのカテゴリー機能や検索機能、そして画像添付機能や携帯電話での投稿機能(街でデザイン参考資料を見つけた時 etc.)を活用しています。nifty非会員のココログ・ベーシック使用料263円/月は、gooブログ等の無料に比べて少し問題ですが、年間3000円位でこのように充実したサービスが提供されるという事に感謝すべきです。僕は嬉こんで有効な仕事ツールとして使用料を払いたいと思います。

「保富庚午-大きな古時計-展」を企画提案します

2006-02-12 00:31:28 | 千里山人(ちさとのやまひと)
昨日ブログ仲間の「あんちゃん」さんから、「大きな古時計」の訳詞者である詩人保富庚午さんの事を「千里山人(ちさとのやまひと)」に推薦して頂くコメントがありました。同じようなお考えの方がいらっしゃるのは非常に嬉しく、又心強いことだと思いました。
と言いますのも、このブログの初めの頃にも少し触れましたが、千里山.NETの歴史・文化コンテンツとしても、「大きな古時計」の訳詞をされた保富庚午さんの事は是非大きく扱わせて頂きたいものと考えていたからです。
保富庚午さんは千二小学校13期卒業生であり、当時の同級生や妹さんのお友達など、たくさんの千里山の方達が今もご一家と交流を続けておられます。僕がこの事を知ったのは、千里山まちづくり協議会が発足し、そのオリエンテーションが行われた時に、或る女性の方がパネリストとして千里山の想い出を話された中でのことでした。瞬時に思ったことは、千里山という街のアイデンティティーを考える時に、保富庚午さんの「大きな古時計」はイメージ・シンボルとして、将来千里山の大きな宝物になってくれるに違いないという確信でした。その時のお話では「大きな古時計」を作る時に、保富庚午さんは幼少期を過ごされた故郷の千里山の自宅洋館を思い浮かべながら訳詞をされたという事でした。
「大きな古時計」は、何代にもわたって大切なものを受け継いでいく心や、家族の中をゆっくり流れる時間、その時計が置かれているであろう豊かな生活空間など、これからの時代の夢価値を象徴しているように思われる素晴らしい詩です。それは多感な保富少年の目に映った当時の千里山の佇まいに通じているし、又これからの千里山のあるべき街のイメージにオーバーラップしていきます。言い換えると、古き良き千里山と、新しいSENRIYAMAを同時に見渡せるものだとも言えるのです。
千里山.NETは新たな企画として「保富庚午-大きな古時計-展」を提案したいと思います。具体的には多くのご友人も参加されている千里山まちづくり協議会のプロジェクトとしても位置づけて貰い、千里山商栄会など多くのご協力も頂きながら、夏か秋に千里山図書館で開催できればと思っています。それは同時にグランド・オープン予定の千里山.NETでも広くWEB発信して、長く千里山活性化にも繋がるものにしていきたいと思っています。
千里山.NETのWELCOME画面で「大きな古時計」のオルゴールを使わせて頂いたのも、実はそういう夢価値を現したかったからでした。多くの方のご賛同が得られる事を願っています。

大きな古時計
平井堅, Henry Clay Work, 保富庚午, 亀田誠治, 鈴木大
DefSTAR RECORDS
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【追記】地元千里山にお住まいの高三のkumaさんから貴重な追加情報をコメントして頂きました。『大きな古時計』などの著名なJ-POPアレンジャー&ベーシスト亀田誠治さんも実は千三小学校出身で、そのブログにも千里山に帰省されていた時のスナップ写真が載っています。

「Suita市民しんぶん」が面白い

2006-02-11 00:48:29 | Weblog
最近マンションにポスティングされていた「Suita市民しんぶん」、多くの投函物に紛れて見過ごされようとしていましたが、梅田に行く電車中の時間つぶしにでもと持っていったのが始まりで、一気に読まされてしまいました。
吹田でもお馴染みの高宮良子さんの懐かしいイラストのディティールで楽しんだ後、今の時代にタイムリーで、そして自然体な発刊の言葉に共感しました。ページをめくると千里山人(ちさとのやまひと)の一人である千里寺住職 : 武田達城さんも参加した新春平和座談会の記事。武田住職は浄土真宗という一宗派を超えて地道な平和活動をされています。
新山ひろしさんの「吹田鴨物語」は吹田に多く飛来してきた鴨にまつわる話を、歴史や食べ物などをまじえて興味深く展開されています。僕的には千里山.NETのWELCOME画面で松が丘の河田池から鴨を飛び立たせている事もあって、思いを共有できました(記事では岸部の釈迦ヶ池のお話なのですが)。
吉岡雅史さんの「戦火に散ったアスリート」の、大阪タイガース・西村幸生投手の事は、少し関西大学野球部の展示パネルで知っていましたが、その豪快なお人柄や面白いエピソードが色々紹介されています。千里山の寮での武勇伝も多そうです。もっと調べてみたいと思いました。
吹田にまつわる、そして嬉しいことに千里山にもまつわる読み物や記事と一緒に、平和の問題・障害者の置かれた状況・梅田貨物駅の吹田移転問題での住民投票の署名呼びかけなど、身近で重い多くのことを考えさせられる内容です。
編集後記に「市報すいた」がライバルと書かれていました。地域への愛着と、市民へのもう一つの視点を提案しようという意欲に溢れた発刊だと思います。早く次号が待たれます!!



高宮良子さんは毎日新聞大阪版に「路地裏の散歩道」を連載されています。

路地裏の散歩道―ポストカードBook (2)

GU企画

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里道の道しるべ?

2006-02-10 00:45:47 | 千里山フェチズム
千里山東の踏切を渡り洋菓子・ケーキの「らふれーず」を過ぎて、「大丸ピーコック千里山店」の前の角地に、千里山ガイドマップの掲示板が立っていますが、その左下にこのような石のオブジェがひっそりと立っているのに気付かれた方はいらっしゃるでしょうか?

この不思議なものを「千里山フェチズム」に教えて下さったのは、ブログ仲間のgogonetさんです。いったいこれは何でしょう? ということで考えられたのは、古くからの里道に立っていた道標・今は無くなっていますがお地蔵さん・測量的な基点・何かの遺跡であることを知らせる石柱・あるいは誰かの墓標‥‥‥。どなたか詳しい事をご存じでしたら教えて頂ければと思います。

それはさておき、千里山の地形の特徴として多いと思われるこのような角地を敢えて残し、草木を植えて街に癒しのスポットを提供して下さっている、確か「双葉金物」さんの私有地だとお聞きしていますが、素晴らしいと思います。これこそ千里山フェチ度高いですネ!! 以前ガイドマップ掲示板も快く設置を許可して頂きました。

エステティック

2006-02-09 13:21:39 | 作詞・作曲
アンジユ出でて
背中に羽の
軽やかさ

    季宙

千里山駅前にある「アンジュ千里山店」の看板が北千里行きホームにありますが、最近リニュアルされて、アンジュ(天使)イメージを前面に打ち出したビューティー&ハートフルなものに変わっています。うつ伏せになった女性の背中をエステティシャンの掌がほぐしていく写真と、二重映しで天使の羽の落書きが表現され、店名とコンセプトが繋がるようになっています。

天文サークル「満天の星」ご紹介

2006-02-09 00:04:59 | Weblog
僕はスターウォッチング・サークル(難しく言うと天文同好会)の「満天の星」に入っています。10年ほど前に大阪で活動を始めたサークルで、僕は初期の頃からのメンバーですが、現在は新しい人達が中心になって運営をしてくれているので、時々の観望会やイベントにもっぱら参加するだけの気楽な立場です。メンバーの中には大きな望遠鏡を所有し、天文知識の豊富なマニア的な会員もいますが、僕は星見(ほしみ)とイベント重視の多くのメンバーの一人です。
ただ、デザイン・スタジオの名前もスカイフルスターズ(満天の星)ですし、このブログのモブログ俳句専用カテゴリーでの俳号も季宙(ときそら)で、千里山.NETのサイト・イメージまでも、星宙趣味になってきているところをみると、自分でもある意味相当星好きなのかなと思わざるを得ません。
最近、ブログ仲間のあんちゃんが「満天の星」に入会されました。僕の投稿記事で「満天の星」の事に少し触れていたのを見られて連絡を頂きました。あんちゃんは星に関してギリシャ神話などに興味を持たれているようで、これまでに無いタイプのメンバーとして加わって頂けるのではないかと楽しみにしています。
ブログもサークルの強力な勧誘メディアなのだということを実感しましたので、会長からのメールに記されていた会の概要を下に載せておきますので、星好きな近隣エリアの方はホームページもぜひ覗いてみて下さい。僕の星見お奨め本もご紹介しておきます。

『大阪中心のサークルで、95年の8月に結成。30歳代~40歳代の人が多いです。
会員は星のことをほとんど知らない初心者から、上級者まで、登録者で約40名。
主に活動しているのは20名ほどで、男女比は約7対3です。
活動は月に一度。土曜日か日曜日で、年に1、2回観望旅行に出かけます。
バーベキューやボーリング大会などもあります。
会費は年間¥2000で入会金は不要です。ホームページやメーリングリストの維持に使っています。

星が好きな方であればどなたでも歓迎いたします。
ひとまず例会や観望会などにお越しいただいて、雰囲気など見ていただければ幸いです。
ご質問、お問い合わせなどはお電話、メールでお気軽にどうぞ!

以下の行事を予定しています。ご都合がよろしければぜひご参加ください。
2006/03/11(土) 観望会 プチ観望会@服部緑地(予定)
2006/04/23(日) 観望会 BBQ&観望会@能勢(予定)』

宙(そら)の名前

角川書店

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都会で星空ウォッチング

小学館

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星雲星団ウォッチング―エリア別ガイドマップ

地人書館

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星座早見(和文)

渡辺教具製作所

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家庭用星空投影機「ホームスター(HOMESTAR)」 コスモブラック

セガトイズ

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「千里山ブログ・ネットワーク」の提案

2006-02-08 00:34:44 | お薦めします
じっくり挑戦 おとな愉快団!のブログ入門

インプレス

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前にも投稿しましたが、僕は千里山.NETを通じて、千里山ブログネットワークを構築できればと思っています。
そういう意味でも千里山まちづくり協議会や千里山商栄会などに広く呼びかけ、パソコン倶楽部的なボランティア活動を進めていきたいと思っています。それによって中高年の方達にも積極的な地域意識の輪(和・我)が今以上に生まれていくと期待しています。又、千里山の小学生・中学生にも学校教育の中でブログを持って貰い、ブログを通じて今から自分を確立していって貰いたいと思います。そして、商栄会の方達にも“グローカル:グローバル&ローカル)な”NET社会のハーフォーマンスを肌で感じて頂きたいと思っています。その結果として、世代間交流やお店と顧客とのコミュニケーションがより活発になり、活性化された千里山が生まれてくると想います。
千里山.NETはあくまでも千里山にこだわり、小さな地域のポータル・プロジェクトに過ぎませんが、そういうものがたくさんWEB的につながり全体的な形を持つ構造が、今の時代に必要とされているのではないかと考えています。
そこで「アフィリエイト」カテゴリーでは、全て自分で読んでみて吟味した上で、いくつかブログ関連の本を紹介させて頂いております。今回は雑誌風の体裁の本で非常に親しみの持てる入門書です。テーマにある「おとな愉快団」とはいわゆる好奇心旺盛で元気な中高年と言い換えられます。この新しい自己表現&コミュニケーション・ツールを、こんな風に使ったら人生が楽しいですよ、という参考事例を多く使って非常に分かりやすく書かれています。自分に合ったブログをイメージするのに非常に役立つと思います。
「千里山ブロガー倶楽部(仮名)」が発足した時には教科書の一つにできると今から思っている一冊です!!

【追記.2006/3/1】シリーズのブログ第2弾が出ましたので紹介しておきます。

おとな愉快団!ブログで遊ぶ

インプレス

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タウン誌『バーズ・アイ』のリニュアル

2006-02-07 00:51:04 | Weblog
北摂一帯で20数年に及びタウン情報誌として、地域の発展と時代の価値観の移り変わりを凝視めてきた『バーズ・アイ』が、2006年2月号からそのコンセプトを一新して再出発されました。「地球と心と身体にやさしいライフスタイル」という考え方を編集マインドに据え、携帯に便利なA4判にも衣替えしてのリニュアルです(デザイン的には全くリニュアルしていないので、そこはもっとイメージチェンジもして欲しかったというのが実感ですが)。
思えば『バーズ・アイ』を取り巻く環境も、クーポン型タウン情報誌への大手の進出や雑誌出版界のフリーペーパー・ビジネスモデルへの本格移行など、情報の無料化の波に翻弄される数年間ではなかったかと想像されます。その間にも千里山ではグルービー・ブルームの特集記事掲載や、個人的にもクリエイター紹介をして頂くなど、多くの有意義な情報発信の場を提供して頂きました。従来からの「人の絆を大切にする」こころと、「地球と心と身体にやさしいライフスタイル」というロハス(LOHAS)な生活情報誌という新たなコンセプトを掲げて、今後どのような地域貢献を果たされるのか、期待を持って見守って行きたいと思います。
LOHASとはLifestyle of Health & Sustainabilityの頭文字をとった言葉ですが、健康で持続可能なライフスタイルを意味し、地球環境に負荷をかけない、健康で心豊かな生活を実践する生活運動です。Sustainablility(持続可能な)とは地球環境を維持するという他に、自分自身が持続可能な範囲で取り組むという意味も含むように思います。LOHASな生活とは、自然との共生などというように構えたストイックなものではなく、もっと軽やかな生活観だと思います。一人ひとりの影響は小さなものであっても、それが集まれば大きな意味に繋がるのだという楽観的信頼に基づいています。
今、世界は極めて冷静に考えると、資本主義のメカニズムが創り出す大きな流れに乗って、身近な場所での戦争という時代の渦の中へ、巻き込まれて行きつつあると感じられます。その力の前には無力感さえ抱くほどに、そして避けようもないものの様に思われます。しかし、その欲望の権化のようなアメリカ社会の中から、そういったものとは対極にあるLOHAS的価値観が生まれ、急速に世界に広まってきているという事実に、少し希望的な時代の明るさを感じとるのは僕だけではないと思います。
千里山.NETも千里山という小さな地域に限定されたプロジェクトに過ぎませんが、Sustainableな活動として続ける事により、何か大きなものに繋がるのではないかと思っています。そういった意味で“グローカル:グローバル&ローカル”なものとして捉えています。4月1日のグランド・オープン以降コンテンツを徐々に充実させ、いつか再び新生『バーズ・アイ』に採り上げて貰えるように努力したいと思います。

最後に、2月号巻頭インタビューに登場されているイデトシカズさんのLOHASについての本と、LOHAS的なナチュラル・ミュージックのCDを紹介しておきます。

いきいきロハスライフ!LOHAS-ココロとカラダと地球にやさしい生き方

ゴマブックス

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Simply Natural - Music for LOHAS -
To Be Acoustic
インディペンデントレーベル

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【追記】その後3月号から表紙デザインなどもモダンに刷新され、全ページカラーの新たなイメージ発信も始まっています。

巡礼夢想

2006-02-06 00:12:03 | 作詞・作曲
お四国の
春の宙行く
夢見つつ

   季宙

フリーデザイナーとして独立した初春、故郷でもある徳島の一番札所から、徒歩による四国巡礼をしました。これまでの自分の日常を一度リセットして、色んな事を考え、多くの人と交流しながら旅をしました。それまでの会社員という生活から、フリーになるという事を少しは肌で実感し意識転換できた旅だったと思います。
最近、夜寝床に入ると、その時の風景や出来事が想い出されることがあります。又何かのリセットを心が求めているのかも知れないと思います。

gooブログを推奨します

2006-02-05 09:30:09 | お薦めします
できるブログ gooブログ対応

インプレスコミュニケーションズ

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最近お会いする多くの方にブログをお奨めしています。それはブログを単なる日記ではなく、自分の一日一日をより意識的なものに変えてくれる効果を秘めているものと感じることができるからです。ブログを始めてから漠然と感じていたことを、確かな共感で跡づけてくれる『ブログ道』という素敵な本にも巡り会いました(この本は後日詳しく紹介させて頂くつもりです)。
とにかく、機会を捉えてはブログをお奨めしていますが、どんなに簡単だといっても未だまだ新しいツールですので、多様な機能の操作の仕方やトラックバック・マナーなど一通りの事はお教えしなければならない場合が多いです。お誘いする限りはやはりそこまでさせて頂くのが何事においても“先輩”の務めではないでしょうか?
僕のような事(エバンゲリオン化)になっている人達は案外多いのではないかと想像できます。そんな時に役立つのがブログ解説本ですが、その中にはブログとは何ぞや?という事を主とした本や、ブログの利用価値というものをテーマとした本など多様なものが出版されています。今回ご紹介する本は、ブログ・サービスの一つである「gooブログ」とタイアップしてgooブログの使い方・楽しみ方をやさしく解説した本です。実際のサービスに絞られて書かれており、その為により具体的で初心者にも分かりやすくなっています。ある雑誌でのgooブログ・サービス事業担当者のインタビューでも、ブログ啓蒙の一環として出版社との連携でこの本を作ったと応えておりました。僕はいつも、そして初心者の方には特にgooブログと一緒にこの解説書をお奨めするようにして、とても喜んで貰っています。ブログを一つ試しに作ってみれば、他との比較もできるようになりますので、自分に最適なブログ・サービス選びはそれからでも遅くありません。とにかく“初めはgoo”です!!

番外編

2006-02-04 10:30:37 | 作詞・作曲
今、大阪梅田駅近くのヨドバシカメラに来ております。ここは職業上WEBやCG関連の本をよくチェックしに立ち寄っています。冬場は寒いのでさすがに利用しませんが、併設のインターネット・カフェのカプチーノを持って、オープンテラスで通りを眺めている時間も好きです。気分転換によって良いアイデアも浮かびます。
最近では大型液晶TVを購入して、事務所内でクライアントへのプレゼン用PCディスプレイに利用したいというシーンに捉えられていて、シャープのAQUOS・37型の値段が下がるタイミングが気になります。冬季オリンピック直前セール価格を期待していたのですがそのようにはならず、このままではドイツW杯セールまで駆け引きが楽しめるだろうと思います。
又、MACのintel搭載器も新発売され、胸騒ぎが押さえきれない状況になりつつあります。ただもう少し待てばintel搭載のデスクトップ・タイプが追加投入されるはずですので、それまでは多分大丈夫でしょう‥‥。
初めてモブログで長い文章を打っていますが、非常に時間が掛かっています。今回はモブログ番外編という事にして、これからもやはり俳句ぐらいにしておく方が僕には合っているようです。
さて、とりとめのない話はこれくらいにしまして、最後にヨドバシカメラの館内アナウンス嬢(の声)をご紹介します。一言でいうと“癒される”アナウンスといいますか、スローで優しくちょっと鼻に掛かった独特のニュアンスで、館内案内や交通渋滞情報などを聴いていると、フロアの雑踏によるストレスやBGMの慌ただしさを一時忘れてしまいます。僕の予想では、このアナウンスは近ぢかきっと巷で話題になると思いますので(例えば情報誌やTV夕刊などで採り上げられる?)、いち早く聴いておかれるのも良いと思います。そこで一句。

陽だまりの
アナウンス聴く
カフェテラス

    季宙


「千里山まちづくり作法集(仮題)」製作進行中!!

2006-02-03 00:51:48 | 千里山人(ちさとのやまひと)
千里山まちづくり協議会で、「千里山まちづくり作法集(仮題)」製作というプロジェクトが現在進行中です。千里山が当時としては画期的な郊外型住宅地として70数年前に開発されて以来今日まで、多くの変遷を経ながらも受け継がれてきた“千里山らしさ”を探りつつ、これからのまちづくりの方向性と住まい方のマナーを提言していこうというテーマです。古くからの佇まいを残す西地区や、公団・マンション群を主体とする霧・月・星が丘周辺、又関大へと続く風致地区など、それぞれに多様な顔と思いを持つ千里山を、どのような住まいの作法でまとめ、そして納得させていくことができるのか?
その難題に果敢に立ち向かわれ、いよいよその成果が見え始めてきた今日まで、プロジェクト・リーダーとして推進して来られたのが、今回ご紹介する建築家の中島祐三さんです。千里山で生まれ育ち地元で設計事務所を営まれる中島さんは、子供の頃の牧歌的な千里山体験も大切にしつつ、現代建築家としての新たな視点からも千里山の街づくりのあるべき姿を凝視めておられます。
「作法集」は、同じくまちづくり協議会の会員で会計をされている筒井一光さんの、温もりのあるイラストや千里山の写真もたくさん散りばめられた、とても楽しい素敵な小冊子になりそうです!! 廣村知幸・田中晃代さんやその他会員の人達の協力のもとにどのようなものが提案されるのか、その仕上がりにこうご期待です!!