千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

エアギターより生ギター

2007-01-03 00:18:16 | お薦めします
今年の正月休みに集中して音遊びをしようと思い、自分へのお年玉としてギター(ヤマハRGX A2)とミニアンプ(ローランドMICRO CUBE)そしてヘッドフォン(ボーズTriPort)をセットで購入しました。
最近はLEONやBRIOなどの"大人雑誌"の特集記事でも、中高年で再び楽器を始める人たちが多いと言われています。確かに時間やお金に余裕もでき、人生経験も豊かになっていることで、もう一度感性を深めたいという心の琴線が動き出すのかも知れません。当時欲しくても手が届かなかったような高価なギターをいきなり買って、改築した家の地下にサウンドルームなどを造る猛者もおられるようですが、先ずは今日僕がお薦めするモノあたりから始めてみては如何でしょうか。何事にも余り力まずに始めるのが長続きさせるには肝要かと思います。
RGX A2はボディ心材に軽量木材を使い、硬い天然木で表裏を挟んだ新しい構造でその軽さが一番の特徴です。デザインはモダンでギターに雰囲気を求める人には少しもの足りないでしょうが、弾きやすさも非常にクセのないセッティンクで、音をディストーションさせたりホール風のリバーブを効かせても、気分よく一端のギタリストに"なりきれ"ます。
MICRO CUBEはポータブルアンプで、外部出力するには些か弱いですが、マンションのソファーなどでヘッドフォンを使って"静かに"掻き鳴らすには、アコースティックなエフェクトなども綺麗に再現されます。ボーズのヘッドフォンは本来は携帯音楽プレイヤーの為のものですが、軽量で音もかなり良いのでこのようなリーズナブルなセットには最適なのではないかと思います。
巷ではエアギターといって、恰もギターを弾いているかのようなノリの良いパフォーマンスが流行っているようですが、深夜などに自分だけの生の音の世界に耽るのもなかなか気分が好いものです。
さて、今年は千里山.NETの「音楽配信」のページも新たな展開を目指しており、先ずは以前から激励を頂いている「Sky Full of Stars」の歌録りをしたいと思っています。

【追記】2008/1/30 最近お店を覗いたらブラックのカラーリングが出ていました(シブかったです)。
【追記】2011/5/1 現代的なイメージのこのギターにはパソコンにUSB直結できる機能を搭載して貰いたいと想います。

新年おめでとう御座います

2007-01-02 00:12:25 | 千里山ウォーカー


大晦日は星月の冴え渡る冷たい夜でしたが、全くの無風状態で少し暖かい感じがしたのは、この冬初めて下にユニクロの真新しいタイツを着けて行ったからでしょうか。
千里寺の除夜の鐘つきは例年通り午後11時半から始まりました。1分に二人が鐘をついていく計算ですので年が改まる時間をはさんで約1時間かかります。僕が49番目に鐘をつき終わり鐘楼から降りてくると、一緒に来ていたTさん母娘から「今ちょうど新年になったわよ」と言われました。今年は何か良いことがありそうな予感が‥‥。
千里寺の境内で消防団の方達によって熱くて美味しいぜんざいが振る舞われるのも嬉しいです。新年になると寺の武田達城住職の法話があるということで、広い本堂には灯りが灯され既に多くの人達が座って待っておられました。
僕達は残念ながら法話はキャンセルさせて頂き、千里山の頂上にある千里山神社へと初詣に向かいました。僕は喪中だったので厄落としの鐘はつかせて頂いたのですが、やはり鳥居は潜ることは遠慮しなければいけません。しかし目的はもう一つありました、それは事前にエキスポランドのカウントダウンの花火が境内から見られるという情報をFさんのブログから仕入れていたのです。
やはり花火には間に合わず坂道の途中で始まってしまいました。紅い提灯が巡らされた境内には、もう既に多くの参拝者の行列ができています。そこでも振る舞いの御神酒を頂きながら万博公園の方角を眺めると、深夜営業中の観覧車が明々と輝いているのが意外と間近に感じられました。「これは花火は綺麗だっただろうネ」と頷き合いました。来年は皆さんもここからのカウントダウン花火ご一緒にどうですか?
本年も、千里山.NETともどもお引き立てを、よろしくお願い致します。

※千里山.NETの「NET放送局」×「アーカイブ(倉庫)」に除夜の鐘つきの動画を掲載しました。
※同じく「NET放送局」×「千里山の音」に除夜の鐘音を追加しました

ゆうパック「絵本の定期便」

2007-01-01 01:26:05 | Weblog
千里山郵便局に年賀状を投函しに行くと、最近は民営化の一端なのか「ゆうパック」を利用した名産物などのパンフレットが色々と置かれています。その中に「絵本の定期便」という企画ものがあり興味を惹かれて持ち帰りました。
それは毎月子供にオリジナル絵本が郵送されてくるものですが、「童話館ぶっくくらぶ」という所が20余年続けている配本ネットワークのようです。両親や祖父母が子や孫の精神世界の健やかな成長を願って購入するのでしょう。
さて前置きはこのくらいにして、そのパンフレットの特集エッセイの中で、テレビやインターネットなどの「電子メディア」を見ない時間を作ると、生活の中に“静けさ”が取り戻されて家族の会話がもたらされるということや、人は静けさの中に身をおいていると、自然に思いが自分の内面に向かうようになるということが書かれていました。そして、「内面に向かった思いはその深くへ降りていきます。降りたところでもう一人の自分と対話を始めます。深く思う時間です。それは子供の心を深くするでしょう。同時にそれは考えを深める時間です。そうして考え深い子供が育つでしょう。」と続きます。
再び前置きが長くなりましたが、僕は今日の大晦日を夕方までは、テレビとパソコンから離れて過ごしてみようと思いました。朝起きると危うくリモコンスイッチを付けようとしましたが、一瞬で思いだして直ぐに切りました。それからは読書や部屋の掃除をしたり、梅田に買い物に行ったりと結構静かな一日を過ごせました。一日くらいでは内面性の豊かな考え深い人間に成れる分けはないのですが、少し大切な何かを感じるところはあったように思います。新しい年の生活スタイルは“静けさのある”少し違ったものになりそうです。