続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

凍りついた雪道。

2012-01-25 07:25:36 | 日常
 雪が降る・・・思い描く光景と現実との差異。

 期待していた雪はこちらでは降ることなく、ただ寒さのみの朝を迎えている。(つまんないな)は不遜。TVに映る次々滑って転倒の悲劇は切実。

 何年か前に雪道で転倒した時にはスクッと立ち上がれたけど、今のわたしは無理かもしれない。


 二十年も前の大雪の・・・翌日。
 父の診察日だったその日、父は何が何でも「行く」と言い張り、杖と傘との四本足で出かけた。もちろんわたしも付いて行く。(少し行けば諦めるわ)と思っていたのに、ぐんぐん行きバス通りまで。
 ここからは坂道、いくら何でも・・・。

 しかし、父はここでとんでもない行動に出た。
 歩道ではなく車の摩擦で雪が解けている車道を歩くと言い出し、道の真ん中に。(何で、何でそういうことが出来るの!)
 そこからクリニックまで百メートルくらいだろうか・・・。
 車道を歩く老人を避けるため、車は片側通行に。

 恥ずかしくて顔をあげられないわたしに父は言った。
「な、大丈夫だろう」と。


 診察後はあっさり、「タクシーを呼べ」と、父。
「はい、はい、わかりました」と、わたし。

『風の又三郎』217。

2012-01-25 07:15:11 | 宮沢賢治
けれどもどうも、それは前に来た所とは違ってゐたやうでした。第一、薊があんまり沢山ありましたし、それに草の底にさっき無かった岩かけが、度々ころがってゐました。

☆総て雷(神なり)。
 諸(もろもろ)の意(思い)が、題(テーマ)に溢れている。
 経/常に変わらず、托/頼りにして任せているSun(太陽)。
 双(二つ)の定(きまり)を、部/わけて含んでいる図(はかりごと)を、吐(告白する)

『城』718。

2012-01-25 06:37:33 | カフカ覚書
しかし、わたしたちがあのカウンターの下で出会ったのは、どうもあの人が仕組んだことのようにおもえてならないの。ああ、あのときのことを呪ったりしないで、祝福できるようになってほしいわ」

 呪う/verfluchen→verflochten/(事件などに)掛かわりあいになる、巻き込まれる。
 祝福する/gesegnet→gesinnt/信念。

☆けれど、幸福な信仰は自身の働きからで、プロット(小説の筋)ででっちあげで出会った冥府は仕組んだことに思えてならないの。あのときの事と掛かわりあいになったりしないで、信念を持ってほしいわ」