続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

韓流ブーム。

2012-03-08 07:27:43 | 日常
 現象には予兆というものがある。

「韓流ブーム」のずっと以前、スカーフなどの製版は韓国頼りに傾いていた。ため息が出るほど困難な仕事はごく気楽に韓国に送り、わたしは時短で稼げる仕事のみを請け負うという安易な姿勢でいた。

 その後ろめたさ・・・敗北感は胸に突き刺さるものがあったけれど、夜も寝ないで一日中何らかの仕事に追われていたわたしは、既にどうでもいいという自堕落な気持ちが強く、その傾向をなんとも思わずにやり過ごしていた。


 当然の報い・・・仕事は激減・・・会社は左前、やがて霧消し、当時の仲間の行方さえ分からないという信じがたい惨状。

 もちろん韓国に頼ったせいばかりではないけれど、韓国の日本を追い抜く急成長は起るべくして起きたのだと、今は思う。


 韓流ブームを実感するたび、無力な自分に失笑している。

『風の又三郎』254。

2012-03-08 06:57:02 | 宮沢賢治
「今朝ほんとに天気好がったのにな。」
「うん、又好ぐなるさ。あ、雨漏って来たな。」

 丁(十干の第四→die、死)

☆渾(いろいろなものが混ざっている)死を展げ、化(形、性質を変えて別のものにする)の考え。
 幽(死者の世界)の有(存在)の劫(きわめて長い時間)を露わす鬼(死者の魂)。

『城』756。

2012-03-08 06:01:12 | カフカ覚書
ところが、あなたときたら、そういうことがすでに起って、フリーダがあなたの膝のうえにすわるという幸福のために自分のもっていたすべてのものを棒にふってしまったいまになってですよ、自分はバルナバスの家に泊ることもできたんだなどという、なんともごりっぱな切り札を出してこられる。

 膝/knie→nie/けっして~ない。
 すわる/sitzen・・・監獄に入っている。
 幸福/Gluck→gleich/同じ、等しい、どうでもいい。
 棒にふる/eintauscht→eintauchen/浸る、耽る。
 einmal→Ahn Mal/先祖、痕(傷痕)烙印、目印。
 泊まる/nachten→nachen/小舟。

☆ところで、そういうことがすでに起って、フリーダ(平和、自由)は、あなたが決して監獄にはいることはないという平等のために、あらゆることに耽ってしまった(考え込んでしまった)いまになって、自分は先祖の目印の可能性のあるバルナバス(死の門番)の小舟に乗ることを許されているなどという切り札を出してこられる。