続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

嬉々として。

2012-03-19 06:32:01 | 日常
 吉行和子さんにお逢いできるなんて!
 わくわくしてその日を待ち、嬉々として出かけた。暴雨が全然気にならないほど嬉しかった・・・。(息子に車で送ってもらったけど)

 イメージ通りの気品と優しさと筋の通った美しさ・・・(ドキドキ)
 培われた厳しさは優しい口調や表情に包まれて見えないのに、それでも凛とした空気をかもし出す不思議。

《素敵!》

「金八先生」でも「おくり人」でもどんな役でも、ナチュラルに役にはまってしまう。あの人は俳優が演じているんじゃなくて「あの人そのものが、あそこに居るんでしょう」という感想を抱かずにはいられないほど自然。

 宇野重吉先生の「心を前に出しなさい」という言葉を厳守していらっしゃるという。


 吉行和子さんが、村山籌子作品集(村山知義童画)の童話を読んで下さっている間は、本当に夢心地だったわたし。

『城』765。

2012-03-19 06:11:01 | カフカ覚書
とにかくこの住居に関しましては、あなたがたしかにご自身の意志で貸してくださっているのかどうか、はなはだ疑わしいですね。むしろ、この点については伯爵府からなんらかの指示があるらしくおもわれます。

 伯爵/graflivhen→grasslich/恐ろしい。
 府/Behorde→befallen/(悲しみなどが)襲う。

☆ここに関しましては、あらゆる点であなたがご自身の意志でなさっているのかかどうか、分かりません。むしろ、恐ろしさが襲う指示があるようにおもわれます。